日常＊緑#3 ページ6
・
神「どした？」
俺に抱きつきながら泣き出したAに
聞くけど
「大したことちゃうねん〜」
と泣き続ける。
大したことじゃないやろうけど、
Aの性格上我慢して我慢して
溢れ出してまうタイプ
ストレスやらなんやら溜め込んでたんやろう。
泣くAの背中を静かに叩きながら
話し出すのを待つ
「あのなっ、なんか、もーしんどかってん」
言葉にならない言葉を話し出す
「なにがしんどいとか、わからんのやけど、
仕事疲れたなって」
途切れ途切れに話す
ちっちゃなストレスが積み重なり溢れたんやろう
半年に一回はあること、、
神「疲れたなぁ、今日ははよ寝よか」
ゆっくり話すAを抱き寄せて落ち着くのを待つ。
泣き止むと案外ケロッとするから、
この時間だけは存分に泣かせてあげる
これが神山カップル流。
・
「だぁー、スッキリした！！！」
泣き止んだと思ったら突然俺の上で伸びをする
上司の愚痴を少し言いながら
俺の上でいまだイジける。
神「スッキリした？」
「したぁー！智くんありがとう」
泣きはらした顔のまま俺に笑顔を見せる
「さ、お風呂入ってこよっと」
神「俺も一緒のはいる」
「えー、恥ずかしい」
神「なにを今更。泣かせてあげたねんからいいやんっ」
「しょうがないなぁ」
俺の彼女は
こんな感じのなんにでも頑張れる、
けど、頑張りすぎて俺にしか涙見せない
女の子です
1章神ちゃんver. FIN
続く (更新停止中)
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作者名：ぴ
| 作成日時：2019年11月8日 16時
