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「お邪魔しまーす」
「お腹空いたわー」
なんてノコノコと入ってくる2人は
同い年の"小島健"と"福本大晴"
正直この3人集まるとめちゃめちゃうるさい
「2人とも呼んでないんだけど」
「おん、だって俺たち晶哉に呼ばれたんやもん、なぁ大晴？」
「そそ、ご飯食べれるからAちゃん家行きましょ〜って」
「だからって本人に言いもせずに急に来る？」
「だって、晶哉がAちゃんなら絶対OKしてくれますよって言うてくるから」
「Aちゃんごめんなさい、
一緒にご飯食べたくて…ダメでしたか？」
そんな仔犬みたいな目で見つめられたら
拒否できない
「はぁ…大丈夫だよ、晶哉。
ただ、次からはちゃんと前もって言ってほしいな」
「はい、次からは気をつけます！」
やっぱりAちゃん優しいわ〜、なんて言ってくれるもんだから
なんだかんだいって甘やかしてしまう
年下って狡い
「ASwitchやっていい？？」
「いいよ〜」
「よっしゃありがとう！」
「ただ、あんまりうるさくしないでね」
「「「はーい」」」
ちょっとだけだけど
この空気感が好き
なんだか微笑ましいなだなんて
1人分だけ作るのもちょっと面倒くさいし
ちょうど良かったかも
なんて理由をつけて
冷蔵庫を覗いて何が作れるか考えていると
"ピンポーン"
またまた来客者
今日は多いな
「はーい」
インターホンを見ると
「A〜開けてや、俺やで俺」
「お引き取りください」
「なぁ、なんでなん！？」
「オレオレ詐欺は受け付けません
お引き取り願います」
「そんな冷たいこと言わんでや！」
なぁ！開けて！なぁ！
いつも通りの高音で騒ぎ始めたので
「わかった、わかったから！
ごめんね末、今開けるから待ってて」
ガチャ
「やっと開けてくれた〜、今日泊まってもええ？」
「いや、なんでよ。
部屋隣りの隣りでしょ？」
「えぇやんか〜
って他に誰かいるん？」
「あぁ、晶哉とこじけんと大晴」
「はぁ！？なんであいつら居るん！？」
「ちょっと、急に耳元で大きい声出さないで」
「ごめん」
「ん、いいよ
とりあえず、上がって？」
「おん、お邪魔します」
そう言うと
リビングに早足で向かっていった末
なんだ、結局会いたかったんじゃん笑
年下組と楽しそうにじゃれ始めていた
そんな姿を見て
ちょっと子供っぽいなって思った
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ちぃなん(プロフ) - ちーちゃんさん» 初めまして、コメントありがとうございます！お嬢さん呼び何気好きなんですよ分かっていただけて嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年6月3日 23時) (
レス) id: fdda58a86e (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - 正門って絶対お嬢さんって言いますよね分かります脳内再生余裕でしたありがとうございます。 (2020年5月27日 20時) (レス) id: d8fec38979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃなん | 作成日時：2020年5月24日 18時
