僕らの寮部屋はストーリーと恋で詰まってます

第8話 ページ9

杏side

さっきの千秋、すごく可愛かった。



男の子っぽいはずなのに、僕より男の子っぽいはずなのに。



んもー、なかなか読書に集中出来ない……。




千秋 「あん〜、……杏？」



杏 「ふぁ？あ、千秋か。どしたの？」




ギューっ





杏 「千秋、どしたの？」



急にくっついてきた千秋。



千秋 「僕、ちゃんと杏の彼氏出来てる？」




ちょっと驚いたけど、すぐ答えた。



杏 「無理に彼氏らしくされても困るよ、w 千秋は千秋らしくしてて。慌てる必要は無いの。」




僕だって彼女らしくできてないんだよ……？


だから千秋、気にしないで。

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