第10話 ページ11
杏side
千秋が用意してくれたデート。
今日はついにそのデートの日。
杏 「何着よう……。」
千秋 「あーん!服決めた〜?」
杏 「えっ?ちょっ待ってって!決まってない!」
あいにく僕は服を選ぶのが苦手で。
千秋 「もー、しかたがないなぁ。今日は冷えるからこのブラウスの上にレンガ色のカーディガン、その下にカフェ色のキュロット履いたら?」
杏 「うん、そーする。ありがと〜。」
こんな感じで休日2人で小説のネタ探しをしていた時も選んでもらってた。
いつものようにカバンの中に色々詰めて、2人で共有してるドレッサーの前に経つ。
千秋 「ん、結ってあげるからおいで。」
そう言われ、鏡の前に座るとハーフアップに結ばれ、その後に軽くくるっと髪をまかれた。
今日は紅葉のチャームの着いたヘアゴム付き。
千秋は緑色の紅葉のチャーム付きのシュシュでポニーテールに結んであげた。
高校生になってから距離が近くなってお揃いのものを増やしたから、今日被るベレー帽もクリーム色と茶色で色違い。
千秋 「杏〜、行くよ〜!」
行ってきます
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作者名:月羽and月翼 | 作成日時:2020年12月30日 0時