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大毅side
少しセクシャルマイノリティを受け入れることができるようになった最近。
それで少し、気になることがあった。
大毅 「小瀧。」
望 「ん？どした？」
大毅 「いつカミングアウトされたん？ほんでそんときに何を思ったん？」
淳太 「うわっ、それじゅんが小っ恥ずかしくなるやつやん。」
望 「ふははw えっとな、確か……、」
小瀧の話はこうやった。
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【回想】 望side
淳太 「……にぃ。」
望 「はいよ。どした？」
淳太 「じゅんさぁ、トランスジェンダーやねん。」
望 「ほんで？」
淳太 「女の子になりたい。でも、調べたところによると、ホルモン治療とか、性同一性障害って診断されな慣れへんねん。」
望 「精神科、行く？」
淳太 「おん。」
正直驚いたけど、��あぁ、よう考えたらそうやんなぁ。�� って思った。
ま、高校がLGBTQ関連の人たちを保護するタイプの学校やったから結構知ってることもあるし。
まさか、という気持ちも残ってたけど、泣きそうなくらいうるうるな目をしてる淳太の前では動揺の色なんか見せることはしなかった。
いや、出来んかった。心配させたあかんし。
いつから、とか詳しい話を聞いたら
「ごめん。」しか出てこおへんかった。
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智洋 「のんちゃん……、」
周りの皆が泣きそうなくらいうるうるな目をしとってびっくりしたわ。
大毅 「ごめん、か。俺も言いそうやなぁ！」
望 「いや、お前はもう既に双子に言うとるやないか！w」
淳太 「もー！次のページめくるで？！」
淳太の声を合図にまた寝かけていた流星を崇裕が起こし、またひとつ俺がページをめくった。
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作者名：来夢 | 作成日時：2020年12月16日 22時
