5つの蕾が花開く頃に…… (ページ6)

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【12月17日】
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今日はたまたまLGBTについての授業が道徳であった。

先生は「こんなんなるなよ～？w」

っておふざけ半分で言うてたけど、俺は苦笑いしかできひんかった。

やっぱり、俺はダメなんや……、女の子に生まれたかったなんて思っちゃ。

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智洋「あ、これ俺も笑えへんかった時の……。」

流星「右ー……、ちゃうわ。左に同じく。」

崇裕「俺も～。淳太がそうなんは薄々気づいとった時やからな。」

淳太「皆、やっぱり笑ったらあかんな……。当事者と言うだけで嫌味とか冷遇されて苦しんどる人多いのに……。ともと俺は良かった。大毅も考え直して自分を見つめ直せて、認めることが出来た。じゅん達兄弟が、流星たちが認めてくれたから。」

大毅「せやなぁ、俺もとも達に感謝やわ。淳太、俺も一緒に読んでええ？」

照史「邪魔するで～。」

望「あ、懐かし！！！よし、俺らも読む。」

じゅん達は思わず、各々の兄貴に呆れ顔。

まあ、それを許してまうのもじゅん達やけど。