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望side




「はぁ……、」


シゲと話し終えたあと、俺は淳t……、じゅんの部屋の前に来ていた。





『簡単な話や。もっかい信用されろ。無理に受け入れろとは言わへん、俺もそうやしな、w』



そうシゲに助言された。






望 「じゅん、話がしたいねん。ドア、開けて?」





勇気を出して声をかけてみたものの、静かなままの部屋。




もしかして、と思い部屋のドアノブをまわすとどうやら開けっ放しだったようで。




部屋の隅に置いてある机に見覚えのある可愛らしい影が。





望 「よっ、と。じゅんは変わらへんなぁ。」





泣き疲れて寝てしまった様子のじゅんをベッドに寝かせ、じゅんがチビだった頃から使っているひざ掛けを肩にかけ、その上からいつもの布団をかけた。





そっとメッセージを残し、俺は部屋を出た。

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作者名:来夢 | 作成日時:2020年12月16日 22時

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