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side智洋


淳「けど、さっきの話聞いた感じ、もしかして崇裕の家の環境にショック受けて泣いちゃったって感じやんな...?もし辛くてこのまま続けられそうにないんやったら、やめてもええからな?」


神「お兄さん。確かにさっき俺は普通では想像出来へんことがたかくんに起こってたんだって思ってショックをうけました。けど、だからこそそんなたかくんに色々教えてあげたいし、心の傷も癒してあげたい。本当はすごく純粋で何も知らないからこそ、言われたことや起こったこと全てを素直に受け止めてしまって傷ついてしまうんです。だからもうそんなことないように、おれが、...まもってあげたい...!」


淳「ちょちょちょ!!神山くん!泣かんでええって!なあ!泣かんといてや〜(笑)」


またやってもた...他人の前でこんなに泣くなんて...。


崇「あ!じゅ、じゅんた、あかん!!」


淳「ごめんごめん!な、泣き止んでや〜?神山くんがほんっっまに心が優しいんやってわかったから!俺まじで安心したで!これからもたかのこと頼むけど、神山くん1人で背負わんでええねんで?俺が兄なんやから!!」


袖で乱暴に涙を拭う。


神「そうですよね(笑)俺他人やのにこんなにでしゃばっちゃって...!すいません!」


淳「そういうことやないよ(笑)けどほんまに、たかのこと真剣に考えてくれてありがとうな」


ぐっと俺の両手がお兄さんのあたたかい手に包まれる。

驚いて顔を上げるとこれまでとはまた違う柔らかい笑顔で俺を見つめていた。


きっとこの人も大変だったんだろうな。後悔とかももちろんあるだろうし...。たかくんと再開した時に辛い思いをしたのは見ていなくてもわかる。

俺がこの人を支えてやらなきゃ。


何度も言うけど俺は他人だし今日この兄弟に初めて会った。
けどこんな不思議な感情になったのは生まれて初めてだ。


だけどそれくらい俺にとってたかくんの存在は大きかった。

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orange72019(プロフ) - このお話むっちゃ好きです!!!!!これからも更新頑張ってください!!!!!!!!!! (2020年5月23日 1時) (レス) id: cdf058685f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひよこ | 作成日時:2019年9月22日 23時

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