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「はーい...」
重い腰をあげて家のドアを開けると優しそうな顔をした男の人が2人。
「こんにちは。君が淳太くんかな??」
「...そうやけど。なに?」
「君のお母さんから君を引き取るようにってお願いが来たんやけど...きいてへんかったんかな??」
「は...?いや、だれなん?」
「僕たちは〇〇市の児童施設の職員。君みたいに親に捨てられた子を預かってんねんで」
親に、捨てられた...?誰が...?
俺、が...?
「お、俺、おかんに捨てられたん...??」
「まあそういうことになるかな」
ははは、なんて笑う目の前の男。
あ、そういえば
「弟は...?」
「弟??弟がおるん?淳太くんしか聞いてへんけどな...」
男が、お前聞いてる?なんて後ろにいたもう一人の男に聞くけどそいつもそいつで聞いてへんけどな...なんて言う。
「ちなみに弟の名前なんて言うん??」
「.....たかひろ」
俺は弟を置いて施設に連れていかれた。
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orange72019(プロフ) - このお話むっちゃ好きです!!!!!これからも更新頑張ってください!!!!!!!!!! (2020年5月23日 1時) (レス) id: cdf058685f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2019年9月22日 23時