ユウガオ【濱田】

Vain Love２１ ページ21

『可愛い……』









ここのお花屋さんは、私の働いてるとこより種類が豊富だった









私のわかる範囲だと２０種類以上あるみたい









崇裕「花って、こんなにいっぱい種類あるんですね。」









『そうなんですよ。


これが、カンパニュラって言って花言葉は、『親切にありがとう』って言うんです。

他にも、アイリス。ヘリオトロープ。ダリア。色々あるんですよ。』









崇裕「僕の知らない花ばっかやな。」









“花をお探しですか？”









ずっと、お花を見てたら、女性の店員さんに話しかけられた。









『別にそういう訳じゃないんですけど。


お花が大好きなんです。』









“そうなんですか。

私から細やかなプレゼントです。”









そう言って渡されたのは、デンファレだった。









『これって……』









“お二人様がとてもお似合いなので。どうぞ。”









そう。デンファレの花言葉は、『お似合いの二人』









崇裕「……っ」









『あ、ありがとうございます。


崇裕さん、良かったですよね…、。』









まさか、こんなことを言われるだなんて思ってもみなかった。



だから、２人とも顔を赤らめて照れた。









このお花屋さんのせいで、余計に崇裕さんのこと好きになっちゃったよ

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