コンビネーション【短編集】 (ページ18)

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禁じられた遊び。【石川】ページ18

あたしが将平さんの
頭をずっとポコポコ叩いてる中、

石「Aちゃん、まだ罰ゲーム終わってないよ？」

「もういいわほんと。こんなのまだ続いたら死ぬよあたし(笑)」

石「え、…俺たちのこと、そんなに好きなの？」

「なんでそうなる(笑)」

石「いや、だって(笑)」

「女子ってね、こういうの弱いんだよほんと。ずるい。まじで」

石「別にいいもん。ずるくたって(笑)」

へへーって笑う祐希。

柳「死んだら生き返らせてやってもいいよ？」

「…なに様なの(笑)」

柳「…柳田様」

「はぁ…(｡-_-｡)」

マサはマサでうるさいし、

将「照れてる女の子って、普段の倍可愛いのに(笑)」

「…」←無視ww

将平さんはもう知らないとして。←えw

石「あ、じゃあさ。Aちゃん、マッサージさせてよ」

「は、それはセクハラだろ(笑)」

石「罰ゲームだもん。言うこと聞いて！しかも足のマッサージだし(笑)」

「あ、足か(笑)」

あたしはこの時ナメてたんだ。
このあざとい最年少を。

ソファに仰向けになると、
祐希はタオルを足に引いてマッサージ開始。

あ、意外と気持ちいいかも。

石「きもちいい？」

「案外上手だね～」

少し経った頃、

石「足しびれた～！」

そう言って立ち上がる。

あたしも起き上がろうとしたけど、

石「…」

「(°_°)っ…！！」

柳将「「おぉ…！」」

祐希はあたしの上にいる。

いわゆる、床ドンみたいなやつ。

「ちょ、ゆうk…」

石「…俺のこと、好きになっていいよ？」

「なにっ、」

石「好き、…Aのこと」

「は、」

石「…俺のAだもん、」

突然呼び捨てすんなよ、
突然オスになんなよ、
頼むから｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

俺のAとか…耳元で言うな←

石「俺じゃ…だめ？」

「え、ちょ…待っ、」

ゆーきさん！ゆーきさん！！
キ、キ、キスするつもりですか！？

将「ちょ、祐希ストップ！」

柳「…バカかお前は」

石「うわっ、あぶねっ！！」

将平さんがあたしから祐希を剥がして、
マサが襟を掴んで祐希を投げた。←

「…バカ祐希」

石「罰ゲームだもん、」

犬みたいに拗ねる最年少は
どうしても、憎めない。