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中島side
あれから何度も伊野尾先輩を見かけた。
教室移動の時、体育の授業、美術のデッサン
確かに、めちゃくちゃ目立つ。
逆になんで俺は今まで気づかなかったんだろうか…
バカなのか?…………バカだな。
でも、やまやちねんが言うように何をしててもどこにいても、伊野尾先輩の両隣はやぶひか先輩が。
「…ほんとに隙なしだぁ……」
「中島、お前は隙ありすぎだ。」
「へ?」
「中島、問一全部な。」
「げっ…」
「ゆうてぃ、どんまい」
今までならこんなこと無かったのに。
授業中まで伊野尾先輩のこと考えて、目で追っかけて。
恋ってこんなに苦しかったっけ……
って、ポエマーか。俺は。
なんて思いながらも、俺は目の前の数式と伊野尾先輩のことで頭がいっぱいだった。
end……?
…………………
(絶対さっき伊野尾のこと見てたな、こないだの1年。)
(こりゃ要注意人物だな。)
(イケメンだし、あの態度だし、悪い奴には見えなかったけど…)
(やっぱりいのちゃんは渡せないねぇ。)
(やぶ?ひかぁ?何見てるの?)
(ん?なんもないよ。)
(あっ、ほら!伊野尾、ボールきた!!)
(ふぇ、……あっ、待ってぇ〜!!)
((絶対渡せん。))
end
ゆうとくん、がんばれ!!
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時