◯Powerlessness 3 ページ48
拓弥side
『…もう恋なんてい〜や〜ぁ！！！！
稜雅さんんんんもう一杯！！！』
祐基「ものの二、三杯で出来上がってるよこの子」
拓弥「前飲んだときそんな弱かったっけ」
祐基「前？笑」
拓弥「や、何でもねー」
危ない、祐基って本当鋭いところあるからな
それにしてもこの女目の下にでけえクマ作って
日付感覚分からなくなるくらいまで悩んで
馬鹿みてえ
稜雅「ちょ！Aちゃん？！それ皿！噛んでるの皿！」
『んんん〜
ありったけの唐揚げ持ってこいやぁぁあ！』
稜雅「悪酔いが過ぎる！！！」
久々に会ったけど何で俺こいつなんだ…
やっぱり前の気持ちは嘘だ…ただの思い込み
祐基「はぁ〜もう、Aちゃん。
何そんな悩んでるの？
お兄さん達に話してごらん？」
『うっ…、
ぐすっ、祐基さ…ひぃ、ずぴっ』
拓弥「泣き方汚ねぇ」
『酷いぃ！！！！』
祐基「ちょっと拓弥！」
あぁ、つい。
こんな自然体なやつ、そうそう居ないから
自分も思ったこと言っちゃうんだよな
『…ぐすんっ、……匠海に、嫌われた…もう、前みたいに…友達で、居てくれない
私がっ…中途半端にふらふらしてるからぁっ！
…匠海も、…太陽さんも…傷付けるんだっ
私が、決断力ないからぁ』
拓弥「何、お前そんな事で三日も悩んでんの？」
『そっ、そんなことって！』
稜雅「ちょ、拓弥」
拓弥「馬鹿みてえ…
大体何だ？中途半端？上等だよ
匠海くんも太陽も自分の意思でお前に惚れてんだよ
お前の性格がどうこうじゃねぇ、誰がお前を振り向かすかなんだよ
バーーーーカ！
しょうもないことで悩む前にメイクの一つくらい上手くなりやがれ
お前がどれだけ頭使ってもなんも決まらない事くらい二人は分かってるよ！
だから二人共お前をオトすのに必死なんだよ
難しいこと考えてねえでお前は流されてりゃいい
馬鹿なこと言って笑ってればいい
それで救われてるような奴らだよ、二人共
だから！！
一人で自分追い込んでんじゃねぇ！
言っただろ、なんかあったら俺に言えって
その小さい脳みそ使ってもクマ作るくらいしかお前にはできねえんだから。」
『………………っ』
気がつくと俯く彼女
拓弥「…あ、悪い
…言いすぎた」
周りが見えなくなることがある…悪い癖だ
祐基「…馬鹿は拓弥だよ笑」
◯Powerlessness 4→←◯Powerlessness 2
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 856人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽんちゃん(プロフ) - タムラさん» 嬉しいです！めちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）これからも御付き合いお願い致します！！！泣 (2018年3月20日 11時) (
レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
タムラ(プロフ) - 作品にコメントさせていただくのは初めてなのですが、すごく好きな作品なので思い切ってコメントさせていただきました。続き楽しみにしてます。 (2018年3月20日 8時) (レス) id: de00bc7356 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 雛稀さん» わぁぁ！ご心配お掛け致しました！なかなかに凹んでました笑笑 お気遣いありがとうございます！うれしいです（ ; ; ） (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - こっこさん» ありがとうございます！ これからもお付き合いいただけると嬉しいです(^｡^) (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
雛稀(プロフ) - ぽんさん大丈夫ですか？コーイチ脱退の件があるので心配です。 (2018年1月19日 23時) (レス) id: 54120917a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん | 作成日時：2017年9月17日 23時
