○Docile ページ36
拓弥side
いつも苦手な朝
通勤ラッシュに揉まれ
人の匂いがコートに移るのが嫌い
生ぬるい温度が嫌い
けれども今朝は不思議と気分が上がっていた
拓弥「お、稜雅！海！早いじゃんおはよ」
レッスン室に着くと稜雅と海が早々にアップをしていた
荷物を置きながら軽く挨拶をすると
二人は顔を見合わせた
稜雅「えっ。何？！怖い！
拓弥がテンション高過ぎて怖い！！！」
拓弥「え。別に普通だろ
俺だってテンションが上がることもあるじゃん」
海「いや〜違うんだよ拓弥笑
ライブとかで上がることは良くあるけどさ
今まだ朝の８時だよ？笑
珍しいね〜笑笑」
昨日の様にニヤつく海
高いかな…
ふと、
昨夜腕の中に閉じ込めた温もりを思い出した
海「リーダー！拓弥がニヤついてます！コレは大問題です！」
けれども同時に
これは俺には手に入らない温もりだということも思い知らされる
稜雅「えぇ？！今度はめっちゃ悲しそうな顔してるんだけど？！？！
どうしようウチの拓弥が情緒不安定なんだけど？！？！」
海「拓弥〜何があったの？
すっげえきになるんだけど！」
海がニヤニヤしながら俺の前に座った
稜雅「リーダーは知る権利がある！！笑」
と、言いながら稜雅も海の横に座った
…え、これ言わないといけない流れじゃん
でも、
海に気が付かれるのも時間の問題だと思う
俺嘘をつくのは苦手だから
それに海がこんないけない恋をしてしまった
俺になんて声をかけるのか純粋に気になったり…
拓弥「海に聞きたい…」
稜雅「え。俺は？！」
拓弥「あ、忘れてた」
稜雅「酷っ！？」
海「俺は拓弥の味方だよ？笑
なんでも相談乗る」
と、頼りたくなる様な笑顔を俺に向けた
拓弥「あのさ…
俺好きなやつが出来た
でも好きになっちゃ駄目なやつ笑
人の女。」
もっと言うとメンバーの女なんだけど
海 稜雅「…そっちかぁーーーー！！！！」
何故か崩れ落ちる二人
拓弥「？」
海「…勿論、付き合いたいと思ってるよね？」
えらく深刻に聞いてくるな…
拓弥「いや、奪うつもりはないよ
二人が幸せなのが一番だからさ笑
でも…好きなのは辞められないと思う」
自分でも恥ずかしい台詞に頭をかく
すると二人に抱きしめられた
.
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ぽんちゃん(プロフ) - タムラさん» 嬉しいです！めちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）これからも御付き合いお願い致します！！！泣 (2018年3月20日 11時) (
レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
タムラ(プロフ) - 作品にコメントさせていただくのは初めてなのですが、すごく好きな作品なので思い切ってコメントさせていただきました。続き楽しみにしてます。 (2018年3月20日 8時) (レス) id: de00bc7356 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 雛稀さん» わぁぁ！ご心配お掛け致しました！なかなかに凹んでました笑笑 お気遣いありがとうございます！うれしいです（ ; ; ） (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - こっこさん» ありがとうございます！ これからもお付き合いいただけると嬉しいです(^｡^) (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
雛稀(プロフ) - ぽんさん大丈夫ですか？コーイチ脱退の件があるので心配です。 (2018年1月19日 23時) (レス) id: 54120917a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん | 作成日時：2017年9月17日 23時
