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「A、おはよう!付き合う?」

「付き合いません。今日は結婚しようじゃないんですね。」

「あ、そっちのが良かった?」

「どちらでも構いませんよ。頷きませんので。」

「えー…………」





何一つ変わってない。その現状に釘崎はイライラ、虎杖はソワソワ、伏黒に関しては呆れてものも言えない。





「ちょっと、あれどーなってるの!?」

「私も伝えたよ……でもね……あいつは何一つわかっちゃくれない。」





夏油も今回ばかりは参っていた。恋愛をしてはダメなタイプ。恋愛をするとIQが3にでもなってしまうのだろうか。





「このままじゃAが可哀想すぎる……」

「私もそう思うよ。……はぁ……まぁ、悟に関しては自業自得。今まで散々遊んできたツケが回ってきたんだよ。」

「あんたも人の事言えないでしょ。」

「私は遊んだことないよ。一人にちゃんと絞ってたからね。長続きしないだけで。」

「それのこと言ってんだよ。」

「何とかなんねーのかな……先生のアレ……」





そう言って、彼らはチラッと窓の外に視線を移した。





「A〜!」

「はいはい、なんですか?」

「ちゅーする?」

「任務があるので。」

「終わったらいいってことね?OK〜♡」

「はぁ…もうそれでいいです。」





窓の外を見れば二人がそんな会話をしていた。またやってるよ……とため息を着く。





「あの淫行教師が…!ちょっと行ってくる!!」

「あ、おい待てよ釘崎!」





飛び出していく釘崎とそれを追う虎杖。そんなふたりを見て、伏黒は何度目か分からぬため息をついて遅れて追いかけようとする。





「恵。」

「…?はい。」

「二人を見て、辛くはないかい?」





夏油は眉を下げて、伏黒を見た。





「………何が言いたいんですか。」

「何年君のことを見てきたと思ってるんだ。君はAと同い歳だし昔から一緒にいるから、そういう気持ちが芽生えるのも仕方ないね。」

「……俺はあいつが幸せになれるならそれでいいです。ただ、五条先生がほんとにあいつを遊びのつもりでいるなら……その時は俺が奪いに行くつもりです。」

「ふふっ……立派になったものだよ。あの子も恵みたいな子を好きになればいいのにね。」





なんであんなの好きになるのやら……と夏油も何度目か分からぬため息をついた。

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NENE - あぁ、とてつもなくいい話でしたぁ!とても面白かったです!!五条先生カッコいいー!夢主ちゃん可愛いーー!! (2021年6月21日 21時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
モブの中の雑魚 - ま、まあ?認めてあげても?いいわよ? (訳)大好きです (2021年4月23日 22時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
rindou0505(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます!お疲れ様でした!五条先生が可愛くて仕方のない作品でした。とても楽しかったです! (2021年3月16日 10時) (レス) id: abbbc2a66d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - これは、続きを期待してしまいますね……いやはや、最高。 (2021年3月16日 4時) (レス) id: c4b5b3c501 (このIDを非表示/違反報告)
そち。 - ほんとに関係ないのですが、夢主ちゃん、私と誕生日一緒なので嬉しいです! (2021年3月7日 1時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年3月6日 13時

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