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｢お前まじかよ。｣
｢ん？｣
｢私服くらい女らしくしろよ。｣
どちらかと言えばメンズっぽい服装。さすがに私服くらい少しは女要素入れるだろうと思っていた五条は彼女にそう言った。
｢こんなナリだよ？ワンピースなんて着てごらんよ。｣
｢似合うと思うけどね。｣
｢そうかい？硝子ちゃんの方が似合うと思うよ。｣
｢化粧は？｣
｢え、必要？日焼け止めだけじゃダメ？｣
｢おいこいつほんとに女か？？｣
化粧っ気もない。これじゃ男3女1の構図と同じじゃないか。
｢まぁ、いいじゃないか、悟。それより、どこに行くんだ？｣
｢焼肉。五条の奢りで。｣
｢俺かよ。普通割り勘だろ。｣
｢Aは歓迎会だから省くとして、男なら潔く全額負担だろ。割り勘なんて男らしくないよ悟。｣
｢お前の性別なんだっけ？｣
｢どちらでもない謎のまま。｣
｢ふざけんな。｣
｢奢りなんて悪いよ。五条くんが全額負担なら、その半分僕が持つよ。｣
｢あんたほんとにいい子だね。｣
半分払います！なんて名乗り出るなんて、彼らだったら絶対にない。
｢Aはいいんだよ。歓迎される側だから。悟が奢ってくれるよ。｣
｢聞いてねぇよ。｣
｢男だろ、いいとこ見せろ。｣
｢五条くんイケメン！｣
｢青い瞳が素敵だよ！｣
｢このGLGに任せろ。｣
｢おだてに乗りやすすぎやしないかい？｣
｢お姉さん心配だよ？｣と困ったような笑顔で笑う彼女に｢いーのいーの。｣と硝子は肩を組む。
結局行き着く先は焼肉。育ち盛り4人が揃ってる、そりゃもちろんたっぷり食べるに決まってる。個室に案内され、男女で別れて座る。
｢何飲むよ。私、ハイボール。｣
｢未成年だろう？｣
｢大丈夫大丈夫。｣
｢私もハイボールかなぁ。｣
｢年確されたらどうするんだい？｣
｢実はされた事ないんだ。｣
そういう事じゃなくてだね……とAは頭を抱えた。
｢俺メロンソーダ。｣
｢Aは？｣
｢オレンジジュースかな。｣
｢ガキかよ。｣
｢いやぁ……炭酸飲めなくて。｣
｢……飲めない？｣
｢う、うん。兄さんに勧められて、飲んで見た事はあるんだけどその……喉がイガイガしちゃって……｣
えへへ……と笑みを零す彼女に、家入は額に手を当てて天井を向き深呼吸をして、夏油は顔を覆い俯き、五条はそっぽを向いてしまった。
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チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - ガチめに笑い方が宿儺になったのだが (2021年2月14日 4時) (
レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 次男…………なんかあった説…………最っ高、であります！！！良い良い！！俺はいま機嫌がいい！！！！ケヒッもう、最っ高…………続き待ってます！ (2021年2月14日 3時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
rindou0505(プロフ) - とっても凄く好きな内容でした。本当に素敵な作品です。なんでお気に入りの登録者がこんなにも少ないのかが全く理解出来ません。が、応援しています。お身体に気を付けて作品の更新をして下さい。 (2021年2月10日 0時) (レス) id: abbbc2a66d (このIDを非表示/違反報告)
しぃぷ(プロフ) - え、めっちゃ好き……最高か？秒でお気に入り登録しました。素敵な作品有難う御座います！！更新頑張って下さい！！！ (2021年2月9日 23時) (レス) id: c3f6824249 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ面白い…好き… (2021年2月9日 22時) (レス) id: 470bfeaa7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年2月9日 17時
