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｢ガラ悪っ。｣
｢五条くんに言われたくないよ。｣
｢さすがA。クズ共と違って芸術性がある。｣
｢硝子のそのAの事をなんでも肯定するのなんなの？｣
Aの事に関しては判定がガバガバな家入。余程彼女のことを気に入っているようだ。
｢つかお前ヤバいな。呪霊に芸術性求めるとか。呪霊に美しいも何も無いだろ。｣
｢はぁ……分かっていないね。どんなに醜いものでも氷と一体化すれば美しさを手に入れることが出来るんだよ。自分で言うのもなんだけど、僕の出す氷は美しいこと極まれりだ。美しく、ダイヤのように輝く
呪霊は僕に祓われて感謝するべきだよ。呪霊風情が美しい死を体験できるんだからね。｣
｢うん、お前も呪術師なんだって知れて安心したわ。｣
｢なにが？｣
｢頭がイカれてるって話。｣
｢え、これは皆が分かってないだけで誰しもが共通的に思える事なんだよ？｣
｢うん、Aありがとう。とても楽しいお話だった。｣
｢棒読みだけど。｣
｢Aって氷でなんか作ったりできるの？｣
｢あぁ、出来るよ。｣
話をくるっとすり替えた家入に二人は感謝の念を送る。Aは何にしようか……と頭をひねると、手袋を外し手のひらを机に向けると、グッと力を入れた。
すると、みるみるうち氷で薔薇の花が出来上がった。
｢お〜……すっご……｣
｢綺麗だね。｣
｢そうだろう？昔はこれで、呪力操作の訓練をしていたものだよ。｣
｢触れんの？｣
｢もちろん。｣
五条がその薔薇に触れると、ひんやりと冷たくちゃんと氷だった。
｢あ、ちょっと溶けた。｣
｢人の体温で溶けるのか。｣
｢もちろんただの氷だからね。氷枕とか、ちゃんと氷としての役目も果たせる。でも、僕が溶かそうと思えば溶かせる。｣
ﾊﾟﾁﾝｯと彼女が指を鳴らすと、その氷は一瞬で溶けて、水さえも残らなかった。
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チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - ガチめに笑い方が宿儺になったのだが (2021年2月14日 4時) (
レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 次男…………なんかあった説…………最っ高、であります！！！良い良い！！俺はいま機嫌がいい！！！！ケヒッもう、最っ高…………続き待ってます！ (2021年2月14日 3時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
rindou0505(プロフ) - とっても凄く好きな内容でした。本当に素敵な作品です。なんでお気に入りの登録者がこんなにも少ないのかが全く理解出来ません。が、応援しています。お身体に気を付けて作品の更新をして下さい。 (2021年2月10日 0時) (レス) id: abbbc2a66d (このIDを非表示/違反報告)
しぃぷ(プロフ) - え、めっちゃ好き……最高か？秒でお気に入り登録しました。素敵な作品有難う御座います！！更新頑張って下さい！！！ (2021年2月9日 23時) (レス) id: c3f6824249 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ面白い…好き… (2021年2月9日 22時) (レス) id: 470bfeaa7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年2月9日 17時
