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夕食の時刻になると、全員が食堂に呼び出される。使用人達が一つ一つの料理を丁寧に並べている中、Aは鋭い目でそれら一つ一つを確認する。





ジェイド「彼は何を……?」

マレウス「毒の有無を確認している。」

ラギー「毒!?」

ヴィル「まぁ、ここは王室。いつどこで毒が盛られているかなんて分からないものね。」

カリム「分かるぜー!その気持ち!」

イデア「……A氏、見ただけで分かんの?」

リリア「やつの観察眼は確かじゃからな!」





彼らがそんな話をしていると、Aが一人の使用人をじっと見つめていた。





A「おい。」

「は、はい!」

A「…それ、誰に運ぶ予定のものだ?」

「え、えっと……ジェイド・リーチ様の分でございます……」

A「ほぅ……」





Aは顎に手を当てて"ふむ…"と考えたあと顔を上げた。





A「なるほど、わかった。引き止めて悪かった。」





Aの言葉に、使用人がほっとしたかと思うと使用人の手にあった料理をAが蹴りあげる。





「はっ……!?」

A「私の目を誤魔化せると思うなよ。おい、こいつを牢に閉じ込めておけ。」

「「はっ!」」

「お、お待ちください…!私は何も…!」

A「そんなもの、あとから分かる事だ。お前は何も心配する必要は無い。」





Aが彼に向ける目は驚くほど冷たくて、昔の彼からは想像がつかないほどだ。





A「すまないが、他のもの達でこれを処理してくれ。どんな症状が出るか分からない。必ず手袋をしろ。」

「「はっ!」」

A「皆さんの料理をお下げしろ。もしかしたら他に毒の入ったものがあるかもしれない。」

エース「でも、あれジェイドさんのでしょ?なんでカリムさんとかレオナさん達じゃねぇの?」

A「あなた方は何も心配する必要はありません。……アルベール、こい。」





Aはアルベールを呼ぶと食堂を出ていく。食堂内ではまだ小さな子供である2人が不安そうな表情を浮かべていた。





メアリー「おじ様は、怒っているの…?」

ユウ「大丈夫よ。私たちを守ってくれてるだけなんだから。」

マリー「リリア……さっきの人は、どうなるのですか…?」

リリア「…さぁ…どうなるんじゃろうな。」





彼が犯人だとなれば間違いなく殺されるだろう。しかしそんな事、幼子である二人に教えることはできるはずなかった。

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フロイドの嫁(プロフ) - ・6 ページ6のジェイド「えー、俺泳ぎてぇ〜」の所ジェイドではなくフロイドではないでしょうか? (12月17日 11時) (レス) id: 84675eb1ef (このIDを非表示/違反報告)
花蛸花(プロフ) - ?mi?さん» 至って健康です!!安心してください!(?) (12月1日 11時) (レス) id: 8807d579b5 (このIDを非表示/違反報告)
?mi?(プロフ) - 更新されるのが楽しみすぎて夜しか寝れませんっ!! (12月1日 4時) (レス) id: 9bb4cee45f (このIDを非表示/違反報告)
花蛸花(プロフ) - 赤狐さん» おはようございます……こちらショタへの入口となっております(?)(語彙力) (11月30日 22時) (レス) id: 8807d579b5 (このIDを非表示/違反報告)
赤狐 - ヤバい。     ショタに目覚めそう、、、、、、、、 (11月30日 20時) (レス) id: b89caa16cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2020年11月24日 17時

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