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「……………」





トーク履歴を見ながら、真希は小さくため息をついた。こんな会話をしている間にも、彼は別の女といて、事後で………それを考えるだけで胸が苦しくなる。





「あれ、何してるのこんなところで。」

「………チッ、空気読めよ。」

「え、なんで。」

「どうしたの?」

「なんかあった感じ?」





任務終わりなのだろうか。3人揃ってやってきた夏油とその長女二人。彼にそっくりの顔をした夏油に何事も無かったかのような顔をして目の前に立たれると、とてつもなく殴りたくなった。





「そういえば、さっき教室の前を通りかかったらAも偉く落ち込んでたんだけど…なんかあった?」

「"も"ってなんだよ、"も"って。私は別に落ち込んでねーよ。」

「ほんとに?」





ハッキリうんと言えない。自分はいつからこんな女々しい女になったんだろうか。自分がさっき言った通り、二人の間には何の関係もないと言うのに一人で怒っている。

これも全部あの男のせいだ。





「ぜーーーんぶお前の息子のせいだバカ。」

「だろうね。あの子は私に似てるから。」

「ほんと、なんであいつなんだろ。」





珍しく弱気な彼女に、夏油たちは顔を見合せた。





「良ければ、うちの息子の話を聞かせてごらんよ。」

「父親に直接話せって?頭イカれてんなお前。相当イカれてるわ。あいつがそれを引き継がなくて良かったなって思うレベル。」

「そこまで言うか。…ま、息子のことを一番よく知るのは私だから。」

「え、聞き捨てならんのだが。」

「私達もよく知ってるけど。」

「話すならまだ姉ふたりだな。」

「えぇ………」

「ここは女に任せて、パパはAの様子見てきてよ!」





早く行け、と言わんばかりにグイグイと押され、夏油ははいはいと呆れたように返事をしながら来た道を戻る。





「さ、邪魔者はいなくなったことだし。話してみなよ。」

「………お前ら、あいつに遠慮無くなって来たよな。」

「何年も親子やってたらこうもなるよ。」

「…あ、そ。」

「んな事より、ほれ!」





早く話せと急かす菜々子。そんな彼女に溜息をつき、真希は口を開いた。

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魔灯 - 任務代わってくれる棘君優しいな 真希ちゃんと夢主君幸せになってくれー! (2021年9月5日 17時) (レス) id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
魔朝@Bsc(プロフ) - 幸穂ちゃんマジかぁ.............実幸ちゃん達も辛いやろなぁ..........夢主くんがこの一件をきっかけに大量虐殺とかおかさなきゃいいけど......とめて夏油さん!! (2021年6月22日 20時) (レス) id: 9bfc59222b (このIDを非表示/違反報告)
都和(プロフ) - ここで辛い展開やってくると思わなかった、、、頑張れ息子くん! (2021年6月22日 15時) (レス) id: a33a5cff70 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 真希ちゃんが男前過ぎて……(泣)逆にかっこいい (2021年6月18日 16時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ついに息子くんと真希ちゃんがッ!!!!!!!!嬉しい!!幸せ!!トキメキと癒しをありがとうございます!!今夜はお赤飯でお祝いしようと思います!!!!!!笑 (2021年6月9日 18時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年6月6日 1時

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