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｢てめぇもう一回言ってみろやコラァ！！｣
｢何度だって言ってやるよ、このマリモヤロォ！！｣
談話室に入って数分。神宮と皇が喧嘩勃発状態で、泉と蓮はどちらが勝つかと賭けを初め、幹部達もその様子を面白そうに眺めているだけだ。
事の発端は数分前。談話室に入ってきた皇が、紹介された3人に対して放った言葉が発端だった。
｢んだよ。Aさんの後ろをちょこまか動き回ってる金魚のフンってのはどんなもんかと思えば、ふつーじゃねぇか。｣
その言葉に一番に食いついたのが神宮だった。
｢てめぇ表出ろ。御自慢の歯ァ全部へし折ってやらァ！！｣
｢やれるもんならやってみろマリモォ！！｣
｢お前らうるせぇ〜｣
にこにこと笑顔の圧をかけてくるAに、二人の喧嘩はすんなりと収まってしまう。
｢姫〜なんで止めるんだよ。せっかく賭けていたのに。なぁ、蓮。｣
｢勝敗つかずじゃん。｣
｢Aがうるせぇって言ってんだから仕方ねぇだろ〜？座れ〜？｣
Aの兄である蘭がそう言うと、皇はすんなりと彼女の隣に座った。神宮は何やら言いたそうな顔はしていたが、大人しく元の位置に座り直した。
｢お前ら仲良くしろ〜？｣
｢お嬢の言う通り。｣
｢姫もまともなことが言えるんだね。｣
｢お前から殺してやろ〜か♡｣
｢んな事より、何か話があって呼び出したんじゃないのか？｣
｢いや？お前らに皇会わせてやろーと思って呼んだ♡｣
｢んな事のためにここに呼び出したのか…！？いつもの溜まり場でも良かったじゃねーか！｣
｢兄貴達にも紹介しろって言われてたからわざわざここにしたんだろーが。｣
妹が妹なら兄も兄だ。そんなことのために子供を犯罪組織の隠家に呼び出すなんてイカれているにも程がある。しかしそんなものは今に始まったことではない。そもそもここに来る許可を出している佐野に問題があるわけだ。
｢つーわけで、用も終わったから流しにでも行く？くろちゃん単車持ってる〜？｣
｢一応……でもメンテしてねーんで走るかわかんねーっすよ。｣
｢じゃ今度バイク屋しょーかいしたげる〜今日はときちゃんの後ろ乗せてやって♡｣
｢はぁ"！？ぜってーやだわ！！｣
｢Aさんに口答えすんじゃねぇマリモ！！｣
｢うるせぇ〜｣
相性が悪いのか、喧嘩するほど仲がいいと言うやつなのか。まぁいいか。Aはまだ喧嘩をしている二人に近づき、思いっきり頭を殴りつけた。
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自律思考固定砲台 - 梵天大好きな私の為に作られたのかと思った…｡作者様、マジで神じゃん!? (2021年9月27日 22時) (
レス) @page38 id: 426cb43a7c (このIDを非表示/違反報告)
わわるこ(プロフ) - 夢主ちゃんがマジで好み過ぎる… 主様の作品大好きです！応援してます！ (2021年9月26日 12時) (レス) id: e592c4a1c9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 面白いです！応援しています！ (2021年9月20日 13時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 灰谷兄弟の妹めちゃくちゃいい作品に出会えて嬉しいです！春千夜大好きなので梵天絡みまじ好きです！落ち楽しみにしてます！！これからも更新頑張ってください^_^応援してます！ (2021年9月16日 13時) (レス) id: 70f00aa1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年9月16日 2時
