検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:46,472 hit

ページ8

冥冥、庵歌姫の派遣から2日。連絡も途絶えたため急遽派遣された二年生三人。





「それがこのザマね。」





テレビで流れている静岡県での爆発事故のニュースを見ながら、クックックッと彼女は笑う。笑い事じゃないぞ、と夜蛾が睨めば、彼女は両手を上げて肩をすぼめた。





「この中に"帳"は自分で降ろすからと補助監督を置き去りにした奴がいるな。」

「そして、帳を忘れた……と。なんとも愉快だ……ふふっ。」

「愉快なものか。……名乗り出ろ。」

「先生!!犯人捜しはやめませんか!?」

「悟だな。」





次の瞬間、ゴンッ!と夜蛾の拳骨が五条の頭に振り下ろされた。





「っっってぇ!!!」

「あっはは!五条、これに懲りたら、帳の降ろし忘れには注意するんだね。さ、みんな教室に戻りな。」





そういって、彼女と夜蛾は職員室へと戻った。





「はぁ……本当に星漿体の任務をあいつらに任せていいのか……?」

「仕方ありませんよ。天元様のご指名ですからね。あの二人も実力は確かなんですから。」





星漿体の少女の護衛と抹消の任務。天元の指名により夏油と五条に決定したが、彼女自身も正直あの二人には荷が重いと思っている。





「まぁ、あの二人に託すしかありませんね。」

「…俺は任務の説明に行ってくる。」





そう言って、夜蛾は資料を持ち職員室を出ていった。





「……あの二人に託す……ねぇ。」





あんな子供に本当に託していいものなのだろうか。しかし、天元の命令であるならそうするしかない。若き最強に全てを託す。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (273 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
523人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

三隣亡 - こういうの待ってました!!これからもよろしくおねがいします! (2021年7月14日 2時) (レス) id: 63aa19421a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年7月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。