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「え、僕ってAから離れていくと思われてんの……!?」

「五条さん、そこじゃないのよ。」





先程のことを二人に話してみれば、五条は全く話を聞かない様子で頭を抱えていた。





「離れてくのはAじゃん…!?恵のお嫁さんになっちゃうんでしょ!?遊び相手なんか居ないよA一筋だよ!!!!」

「はいはい。」

「ちょ、まじで待って耐えらんない。僕ってそんなに信用ないの?」

「自分の行い振り返った方がいいですよ。」

「A〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」





五条は彼女の名前を思いっきり叫ぶと、そのまま共有スペースから走り去っていく。その様子には虎杖も呆れていた。





「って、ことでさ。Aは嫉妬しないって。」

「わざわざ聞いてくるほどの事でもなかっただろ。」

「でも気になってたっしょ?」

「……………」





伏黒は少しの間があったあと小さく頷いた。





「……つかあいつ俺への信頼度高すぎだろ。」

「あ、そーいう反応?」

「どういう反応だと思ってたんだよ。」

「いや〜…嫉妬してくんねぇのかよって感じかなって。」

「確かにまぁ、その気持ちはある。でも信頼してもらえてるって方が嬉しいだろ。……でも嫉妬してんのがあいつにモロバレってのは気に食わない。」

「やっぱ最終的にそこなんだ。」





一方的な嫉妬が恥ずかしいやら悔しいやら、でも信頼されて嬉しいやらで感情がごちゃごちゃだ。





「Aに嘘通用したことある?」

「そもそも嘘つかないからな。」

「もし今後仮につくことがあったとして……まじで気をつけねぇとバレるのとか一瞬だから。」





女の勘すげぇよ?という虎杖の言葉に、伏黒は小さく頷いた。





「ま、伏黒は嘘つくような事ないっしょ。五条さんみたいにAのプリン食べることもなさそうだし。」

「あの人また食ったのか?」

「この前嘘がバレて怒られてた。限定のやつ買いに行かされてたよ。」

「…………懲りないよな。」





五条は昔からそういう性格の男なのだから今更どうこう言っても治るわけじゃない。諦めた方が早いわけだ。





「………俺は信頼が足りてないってことか………俺ももう少しあいつのこと信頼しねぇと。」

「伏黒の場合ちょっと無理そう。」

「…………………意気込んで早々にそれを削ぎ落としてくんのやめろよな。」

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宙青(プロフ) - 突然すみません!いつも楽しく読ませていただいております。19話に当たるところが29話になって29話が2つ存在してませんか…? (2021年10月18日 20時) (レス) id: dd91defe37 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 恵が嫉妬してほしいのはわかるけど、だからってわざと見せつけたら別れの危機だからね! (2021年8月6日 16時) (レス) id: 3bd4541dda (このIDを非表示/違反報告)
らっかせい - 今気づいたんですけど、最強と娘から→最強の娘になったんですね!なにか、意味あるんですか?! (2021年7月23日 21時) (レス) id: ac50ef14ea (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - 続編おめでとうございます〜!1から見始めた私の天使が…。もう8まで来ましたよ〜。おめでとうございます!これからもついていくんで、更新頑張ってください!!! (2021年7月17日 23時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - 最強の娘シリーズ最高です!何回読んでも良い神小説最新話更新頑張ってください (2021年7月14日 19時) (レス) id: f4313b7def (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年7月11日 1時

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