酒呑童子の双子の姉は亡き王を探している、ナツメの義理弟は夏に咲く小さな花を連れ戻したい (ページ9)

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人間から鬼になった少女と鬼の王ページ9

光希視点

語ろうあのお話をそれは今から遡ること
600年前の話だ

朱「うむ最近どうも暇だ」と俺の姉様朱夏暇を持て余していた

光[姉さん？それなら人間界に行ってきたら俺は玄冬達と遊ぶから]と俺が言うと朱夏姉様は笑って

朱「すまないなら朱麗も連れて行ってくる」と出掛けた

朱夏視点
弟の朱麗を連れて人間界の小さな村に行った

私達は人間に化けて行くので村の者達はみな優しかった

そしてこんな事を聞かされた
村[旅の人ですか？ここは忌み子がいるので気を付けてくださいね]

と言われた、忌み子か、妾はその子供に会ってみる事にした

朱「その忌み子は何処にいるのじゃ？」と聞くとアソコと小さな小屋を指差した

妾達はそこ向かったのだ
朱「お主が忌み子じゃな？名前はなんて言うのじゃ」と聞くと女子と男子は睨みつけてきた

『アンタに教える訳がないけど仕方ないな私はAだよ、私に関わるとあんたまで不幸になるよ』

と言った妾達が不幸になるとても面白かった

それもよかったがどうやら姉みたいだ後ろに少し小さい少年がいるからな

にしても水色の瞳の子供か少し気に入った
妾達は何ヶ月も通った

『また来たの？本当にどうなっても知らない』と童子とAと仲良くなった

朱「大丈夫じゃこの朱夏怖い物はない！」

そしてある日の事だった
A達がいる小屋に火を付けたのだ村の奴らは

私はすぐさま鬼の姿になり火を消したすると

村[化け物だ物の怪だ]

と正体がバレた火傷を負ったこの者達を私は抱き締めながら攻撃を受けた

するとAが
『アンタ妖怪だったの、それでも優しくしてくれるの、やめてよ私達が死ねばアンタは大丈夫なんだから』

と言われたので妾が微笑む
朱「いいんじゃお主等を守れたら」

と言うとAは泣き出した
『馬鹿じゃないアンタ、本当に』

妾はもうダメだと思ったその時Aと童子の顔に妾の血が付いた

するとAと童子は角が生えた
なんとこの者達は鬼だったのだ多分鬼になれずずっと人間として忌み子になっていたのじゃ

それが妾の血のせいで鬼の妖怪になってしまった

Aはクスッと笑い
『朱夏様、大丈夫ですか？この人間共は私が消すので』

と妾を様付けしてそして人間達を消すと言った
『人間共、今すぐやめないと子供達の命はないと思え』

と冷たい目に声でみなはやめた
そして妾は童子に治されて復活したのだ

朱「いいのか鬼になって」
と妾は聞いたのだその時のAの答えは