King and Princess２

ー６ ページ25

『やっぱりね。』


伊沢「え？」


『これ何？』


河村「伊沢入るのがはやい。で、これはモニタリング。」


『拓哉!?』


ふくら「気付いてたの？」


『まぁ…あれ、みんないるの？』


山本「いますよー！」


ｽﾀｯﾌ「モニタリングです。」


『あ、ガチモニタリング!?』



私が何かのターゲットになっているんだなっていうことは最初の方から分かっていた。


動画の撮影かなって思ってたけど…


それがまさかモニタリングだとは思わなかった。



こう「え、なんで分かったの？」


『由美さんに違和感は感じてて…話す時、若干右上見てたから、これは嘘だなって。』


須貝「伊沢とは大違いだったなw」


『あ、拓司もされたの？』


伊沢「まぁ…」


『で、別れるとか言ったんでしょ？w』


こう「バレてるw」


河村「言う前に止めた。」


ふくら「河村さん、すっごい怒ってたからw」


『さすが拓哉。』


伊沢「本当にすみません…」


『なんか、もう慣れたw』



拓司は別れるって言ったとしても、多分本当は別れたくないって思ってくれてるって知ってるから。


変な余裕が出てくるようになった。



こう「Aさんが男前。」


山本「伊沢さんが乙女。」


『乙女はしんどいw』



その後何度も拓司が謝ってきたけど、別に怒ってるわけじゃないから適当に流しておいた。

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