ヨコハマのある会社の社員達は逸般人でした

仕事No.35 ページ37

さて、私は今どこに向かっているでしょうか？

正解は！！

芥川くんのところです！

どうせ、敦くんには勝てないんだし
だって彼は敦くんを舐めてかかっていた
油断大敵、慢心はいけない

だけどねぇ、私この前芥川くん助けちゃったし、このまま海にポチャして死なれたら何か嫌じゃない？

助け損だよ？私、助け損だよ？

あ、今敦くんを抱えたサンソン達が国木田さんがいるボートに飛び降りた




ん？




飛び降りた？？

いや、気のせい木の精

あ、やっぱり芥川くん水にポチャしたか
前回も今回も咳してたから、肺か気管系が弱いのかな

あれ？そうだったら、今非常に危険な状態ジャマイカ

私は、流石に走りまわって体力限界だから召喚出来ないし・・・


ええい、ままよ！！


私は海に飛び込んだ
やっぱり芥川くんは気絶していて沈んでいた
何とか彼の体を捕まえて、上に上がろうとした。が、彼の体は結構重く、私も酸素が不足してきた

非常に不味い。私が気を失ったら彼も自分も御陀仏だ

私は今織田作さんの所に行ってたまるものか
彼は私にこう言った。



『A、◯に場所を探すな。生きる場所を探せ。お前は一人じゃないんだからな』



そんな風に言われたらそうするしかないじゃないか

だからここで織田作の所へ行ってはいけない
今ある体力の全てを使って私は上に上がった

そこから私の記憶はない

私が気絶する瞬間に芥川くんの部下？の黒服達がボートで此方まで来たのが見えたのとその中の唯一の女性が泣きそうな顔で『先輩ッ！！』って言ってるのが聞こえた

どうしてだろう
彼女がマシュに見えてしまった。違うのに
彼女はマシュじゃないのに





















マシュ・・・ごめん、未だ、帰れそうに、ないやぁ・・・

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今日相性が良い英霊、文豪

志賀直哉

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