仕事No.27 ページ29
さて、私達が仮眠室から出てきた後、待ってましたと言わんばかりに宴会が始まった
いつもはお酒を飲まない藤村も飲んでいた
マシュは寝落ち、士郎は疲労マックスで離脱、藤村は酔って大変だったが寝てくれた
私?未成年だからお酒は飲めなかったのでジュースを飲んでた
寝落ちするにもさっき寝てしまったので寝ることが出来なかった
「皆寝てる・・・散歩してこよっかな」
そう言って私は書き置きを残し夜に溶け込んで行っ
た
其処迄は良かった。そう、其処迄は。
?((ジッ
「・・・」
見られてます。黒い何かに
遡る事五分前、
私が路地裏近くを歩いていると、地面に蹲った黒い物体がいた。
「えっ!?其処の黒いの、大丈夫!?」
?「ゲホッ僕は真っ黒黒助ではなゲホゲホ」
咳込みながらボケた男の人はやつがれと言った。
とりあえず私は水を買って来てその人に渡した。
「はい、やつがれ君。お水」
?「やつがれではない・・・礼を言う」
やつがれ君は礼儀正しかった
てかなんか見たことある気が・・・
「それにしても、なんであんな所で蹲ってたの?」
?「・・・少々咳が止まらなくてな」
「へぇ」
?「もういい、僕はこれで」
「ん、そう。お大事に」
?「・・・貴様の名は何という」
「ん?名前?普通名乗るならそっちから名乗るのが普通では?」
?「僕は芥川」
「私は藤丸」
芥川「・・・下の名は?」
「だって君も下の名前言わなかったでしょ?」
我ながら意地悪である。
芥川「・・・龍之介だ」
嫌な顔して言われた。きっと私に言い返されるのは嫌だったんでしょう
今どんな気分?
ねぇ今どんな気分??
愉悦←
「Aだよ」
芥川「・・・そうか、Aか・・・。先程は助かった。では」
少し嬉しそうだった。案外いい子だね
「気にしなくていいよー」
芥川はそうして路地裏に消えていった。
ん?まてよ、芥川龍之介って、マフィアの幹部じゃね?
今日は敵に会う確率多いな〜((遠い目
でもあの子優しそうだったんだけどなぁ・・・
織田作と同じとか?
いや、そんな訳ないか。だってあの人は馬鹿みたいにお人好しだからね
ー「Aは優しいな」ー
あゝ、嫌な思い出だ
君が居ない世界でこんな事思い出しても良い気分になんかなれないよ、織田作さん
でも、まだ其方には行けないかな、私
もう少し見守っててね、織田作さん
今日相性が良い英霊、文豪
志賀直哉
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まんじゅうねこ - 自殺は別に伏せ字じゃなくても、自 殺とか、自'殺とかでもいいんですよ〜あと、たしかグロも引っかかっちゃうんだよなぁ…別にいいと思うのにね。 (2018年9月15日 18時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ子 | 作成日時:2018年4月1日 19時