ヨコハマのある会社の社員達は逸般人でした (ページ17)

今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:59,022 hit

仕事No.15 ページ17

「Dr、Dr.ロマニー」

ロ「ん？あれAちゃん？どうして未だ居るの？」

この人はDr.ロマニ。ウチの医者である。
夜勤はDr、通常はサンソンなのだが、Drは昼でも会社にいる。おかしくね？？サンソンも心配していた

「終電逃したから、あと夜食出来たから呼びに来た」

ロ「えっ！？お菓子！？」

「違うから」

お菓子って・・・
お前は女子かよ三十路童貞←

「ねぇDr。ちゃんとご飯食べてる？」

ロ「え？ああうん。だって士郎くんが無理矢理引きずって行くから」

ここまで来たら呆れるしかねぇわな

「いや、そうされるの分かってんなら自分から来いよ」

ロ「あはは、ついね」

それで倒れられたら困るのだ

「ただでさえ医務がDrとサンソンしかいないってのに倒れられたら困るからね、私達」

ロ「Aちゃん・・・うん、ごめんね！」

「分かったなら宜しい。行くよ」

ロ「うん」

私はDrの手をしっかり握って部屋から出た。
さ、ごっはん～ごっはん～

士「Drちゃんと来いって言っただろ」

言われたのに来なかったのか、此奴

ロ「うう、ごめんね。仕事もうちょっとで終わりそうだったから」

「いや、別に仕事は逃げないから」

増えるけど。増えるワカメのように

「あ！旦那！」

そこに居たのはそう、我らが社長、志賀直哉である。

志賀「社長って言ってくれよ。何で旦那なんだよA」

皆社長のことは旦那や上司と呼び、社長とは呼ばないのだ。社長と呼ぶ時は仕事で何かあった時ぐらいである。

「いや、何か旦那っぽかったから」

志賀「っぽいってなんだよ。俺未だ二十代・・・」

ブツブツ言ってるけど完全スルーした
これでも旦那は二十五歳である。

「まま、食べましょ？」

それじゃあ、

「「「いただきます」」」

途中からマシュが来たりして結構賑やかになった

マシュ「先輩！美味しいですね」

「そうだね」

大人組は酒をかっくらっている。
酒くせぇ、寄ってくんな酔っ払い供。マシュに酒の匂い移ったらどうすんだよ
てか羽目外し過ぎだよ、ここ会社。

でも、まぁ、

士郎のご飯は美味しいがやっぱり皆で食べるご飯は美味しく感じるな。
そう思いながら夜は更けていった