就職【宇田川俊side】 ページ23
やっと奇病を扱う病院で就職できることになった。
僕は誰もいない一軒家を出た。
車が走る音が聞こえる
耳障りだ。この道を通ればこの音は聞こえないと思ったのに
僕は病棟までの道を速足で歩くことにした。
病棟は想像より遥かに古びていた。
こんな所で働くのか…きっと設備も整ってないだろうし、人も少ないんだろう。
けれど、僕にはやらなければならないことがある。
取り敢えず、治療法開発部とかいうとこを探すか。
《治療法開発部》
ボロボロな看板だった。
扉を開けてみるが、中に人は誰一人いなかった。
廊下を見ると誰が人がいたため、もしかしたら何かあるのかもしれないと思い大きな荷物だけその部屋に置いた。
念のため財布とペンケースの中に入っているハサミをポケットにしまって部屋を出ることにした。
ーーーーーーーーーー
静かに廊下を歩く。
近くに行くと、何人か人がいた。
どうやら窓を破った人がいるんだろう。床にはガラスらしきものが散らばっていた。
「何があったんすか、これ……」
少し困った様な表情を作り呟いてみる
一人の女性…にしては子供っぽい人がこっちを向いた。
「…誰、あんた。」
生意気な女は、驚いた様にそう言った。
さて、僕はこれからどうすればいいんだろうか…
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すみれ。(プロフ) - 申し訳ございません、企画折りさせていただきます。 (2020年5月17日 10時) (レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
ランラ - 更新させていただきます (2020年5月16日 20時) (レス) id: a91edda93c (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 申し訳ございません。企画を降りさせて頂きます。 (2020年3月21日 23時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 作成中です。 (2020年3月4日 0時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 更新します。 (2020年3月3日 23時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
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