冷たいあいつ ページ2
蒼弥side
作｢おはよーガリさん、学校行こう｣
朝、家のドアを開けると
何時からかいるようになった友達の作ちゃんに 挨拶する所から1日が始まる。
｢…おはよう｣
風邪引くから止めて、って何度も言ったけど
止めそうにないから言わなくなったけど
同級生の男子の家に毎朝通うなんて物好きだな〜なんて思う。
そういうのは 女の子にするからロマンがあるんじゃないのかな…
｢もう少しで夏かー｣
作｢体育祭は来週だよね、｣
｢作ちゃん何出んの？｣
作｢借り物競争とか、リレーとかそんなトコ。
ガリさんは 応援団だっけ？｣
｢だから競技は一個で免除してもらってる(笑)｣
借り物競争のお題って 毎年マニアックなの混ざってるから当たらないと良いね、とか
そんな事を話しながら歩いている内に あっという間に学校に着いた。
朝練中の部活も、後片付けを始めていて
だんだん混み始めるだろうから さっさと教室へ向かっている途中、
｢…ぁ。｣
作｢ガリさん？
…あー、｣
野球部の朝練が終わって 教室へ向かう所なのか、友達と楽しそうに話してる彼奴。
( 前は、俺だったのにな )
ふとした瞬間、そんな事を思ってしまう。
作｢…珍しいね、あのネクタイの色2年生なのに｣
｢え？｣
作｢優斗くんって3年生でしょ？
2年生と居るの珍しいなーって｣
作ちゃんに言われて、ネクタイの色をこっそり確認したら確かに2人の色は違う。
パッと見、友達の方は野球部って訳じゃなさそうだし…
｢そう、だね。
まぁ…とりあえず教室行こ ｢何してんの？｣ ｣
作｢あ、おはようございます｣
優｢お前に聞いてないから。
蒼弥に聞いてんの、何してんの？って｣
｢別に、何もしてない｣
優｢じゃあ さっさと教室行けば？
瑞稀くん、気を使って行っちゃったじゃん｣
｢…ごめん｣
優｢、謝るくらいなら…｣
作｢優斗くんこそ、早く教室行ったらどうですか？｣
遅れちゃいますよ、と笑って言う作ちゃんに
一つ舌打ちをしてから さっさと立ち去る優斗を
本当は追い掛けたかった。
けど、それよりも気になる事がある
｢瑞稀くん、って言ったよね…｣
作｢2年生の瑞稀くん。｣
優斗と仲が良いなら、優斗の事について何か知ってるかもしれないし 相談出来るかもしれない。
そんな事を思いながら、とりあえず教室へ向かった
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りお(プロフ) - うぉー！ ついに！コラボですね！ 待っていました！ありがとうございます。 ゆっくりでいいので更新待ってます。 (2019年1月25日 15時) (
レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 銀次さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2018年12月10日 22時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
銀次 - 更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年12月10日 21時) (レス) id: dbee3f1751 (このIDを非表示/違反報告)
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