バンタンの美少年はヨジャマンネ！ (ページ5)

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PD side

街をブラブラ歩いていた。

今度デビューさせる予定のグループのメンバーのスカウトも兼ねて。

そしたら見つけたんだ。

前を歩く若い子。

切れ長の大きな目。高い鼻。スラリとした体型に白い肌。

道ゆく人に見られていることに気付いていない不思議な子。

なんか変なことを言っているがこの際気にしないでおこう()

この子しかいないと思った。

どうしてもこの子をメンバーにしたかった。

PD『あの！すみません！』

A『…はい？』

ゆっくりと振り向いたその子。

その子に話しかける。

PD『突然すみません。僕はこういうものです』

名刺を差し出す。

A『…Big Hitエンターテイメントプロデューサー、パン・シヒョク…？』

ゆっくりと顔をあげるその子。

PD『急にすみません。よかったらうちの事務所の練習生になってくれませんか？あなたならきっとデビューできます。ぜひうちの事務所に入ってください！』

そういって頭を下げた。