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232、無理 ページ49

as「それ、、、。」

A「ん?」

as「、、、、痛くないの?」


怪我人だし立たせとくわけにもいかないから。
と言って椅子を用意してくれたアサヒはボソボソと話し出す。


A「んー、麻酔が切れてもおかしくない頃ではある。」








as「、、、、、なんで何も言わんかったん。」

A「、、、、ごめん。」


おそらくアンチのことについて言っているのだろう
というのはすぐにわかって、謝ることしかできなかった。




as「Aちゃんのことやから、
  俺らのこと思って、ってのはわかっとるよ。
  でも、、、それでもやっぱり言って欲しかったかな。」

A「、、、、、。」

as「正直、、、、、今でもめっちゃ怖いよ。
  ちょっとずれてたら死んでたかもしれん。

  もう二度と、、
  こうして話したりすることも出来んかったかもしれん。

  待ってる間、Aちゃんがいなくなったらって
  ずっと考えてた。」



 











as「でも、そんなん無理やって。

  そんなん俺、生きていけん。
  そんなん、、死んだ方がマシ、」


悲しげに笑いながら言ったアサヒの表情に
鼻がツンとした。



A「あさひ、。」




そう呟く私の顔を見て、
アサヒは髪をかき上げた後、脱力したように俯いた。


as「マジで、もう二度と、こんな思いしたくない。
 
  お願いやから、、
  もう絶対隠したりせんといて。

  俺らは隠されてこうなる方が何百倍も苦しくて耐えられん。」

膝に肘をついて、両手で顔を覆いながらそう言った。



A「約束する。
  もう絶対に隠したりしない。」

as「ん。」

A「心配かけてごめんね。」

as「うん、」

A「絶対離れたりしないから。」

as「うんっ、。」

俯いたままだったけれど、
うんと答える声は少し震えていて、すんと鼻を啜るのが聞こえた。



A「アサヒ、、、。」





as「やだ。」

A「え、、。」

久しぶりに見た彼の涙に胸が痛くなって
抱きしめようと椅子から立ち上がると、まさかの拒否。

初めての拒否に割とショックを受ける私。



as「ハグしたら、、許さないかんくなる。
  俺、今回のことは絶対に許したくない。」

A「、、なんだ。」

as「え、、ちょっ」


気にせずに前からぎゅっと抱きしめた。


as「なっ、、おいっ。」

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OnO(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます!YG社屋でやってたやつですね!!了解です!! (2022年10月25日 10時) (レス) id: 46042541d6 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - treasure mapのxマン当てゲーム?みたいなの見たいです!!これからも更新頑張ってください! (2022年10月15日 23時) (レス) @page49 id: 58622dd93d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 更新たのしみにさせてもらってます! (2022年10月15日 5時) (レス) @page48 id: 5fff5886c4 (このIDを非表示/違反報告)
ボボ丸 - もう!めっちゃ面白かったです!更新待ってます♡がんばってください! (2022年10月12日 17時) (レス) @page44 id: 8e4bcc8082 (このIDを非表示/違反報告)
OnO(プロフ) - もさん» コメントありがとうございます!!Twitter風気に入っていただけてよかったです!!これからたくさん使っていきますね〜 (2022年10月11日 0時) (レス) id: 46042541d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ono | 作成日時:2022年9月23日 18時

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