Everyday 2 【treasure】

82、やってしまった ページ33

yd『ヌナ、、、、、、？』



A『え、、うん？どうした？』



yd『俺、良くなかった、、？

　 歌い直しますか、、？』



A『え！！いやいや、すっごくいいよ！！

　 完璧！！！撮り直す必要なんてない！！』


yd『本当、、、、？

　 ヌナ、俺を見ながらどんどん表情が曇っていくから。

　 ヌナの期待に応えられてないわけじゃない、？』




A『あー、ごめん、、。

　 違うんだ、本当にそんなんじゃない。

　 凄くいいよ。本当に。
　 求めていたまんまのものでびっくりしてるくらい。』



yd『、、、じゃあ悩み事とか、、、？？

　 俺なんでも聞くよ、ヌナの力になりたい。』



A『いや、違うよ。
　 全然大丈夫だから、気にしないで。』









yd『俺に言いにくいこと、、、？


　 それとも、、、、

　 俺じゃ頼りない、、？』




俯きながら小さな声でそう言うイェダミに

あぁ、やってしまった。と思った。







A『あー、、、違うんだ。

　 悩みっていうか、、、、。


　 イェダミは小さい頃からメディアに出てきて、

　 今もYG練習生のエース的ポジションにいるでしょ。


　 きっと周りからの期待も凄く大きい。


　 いつか、イェダミが
　 そのプレッシャーに耐えられなくなって、

　 壊れてしまったりしないかなって。

　 ミダムさんのこともちょっと思い出しちゃって。



　 それで怖い顔になってたかも、ごめんね。

　 せっかく歌ってくれてるのに。

　 他のこと考えてるなんて最悪だ、私。』



もう怖い顔はしないから心配しないで！

そう言って笑いかける。






yd『、、、、大丈夫だよヌナ。

　 俺はちゃんとここにいるから。

　
　 絶対にヌナと一緒にデビューする。

　 俺、デビューしたらヌナとデュエット曲出すのが夢なんだ。
　 その夢、絶対に叶えたい。

　

　 正直、プレッシャーは毎日ひしひしと感じるよ笑

　 期待されるのがちょっと嫌になる日が、


　 全くないわけじゃない。


　 でも、ヌナが、みんながいるから。

　 一緒にデビューしたいって思える人たちがいるから。
　
　
　 だから絶対にデビューするし

　 それまで絶対に諦めない。約束するよ。


　 ヌナの前から消えないから。大丈夫。

　 心配してくれてありがとう、ヌナ。』

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