Everyday 2 【treasure】

61、5名 ページ12

モニターから10名に話しかける社長の声が聞こえる。




どうやら急遽10名を選抜したものの、

7名という

デビューメンバーの数を変えるつもりはないらしく



10名のうち最初に5名のメンバーを確定したのちに、

残りの5名にはもう一度
パフォーマンスをしてもらうらしい。




1時間を与えるから1時間のうちに、

自分たちで選曲し、練習しなさいと。




その5名の中から新たに2名を選出、

合計7名の「treasure7」を選抜するそうだ。


と、つまり選出されなかった3名は
「こちら側」にもどってくるわけだ。







束の間の夢、というかなんというか。

この社長は上げて落とす天才かもしれない。





10名の間に緊張感が走る。

残りの練習生達も息を呑んで見守る。





社長『一番目に選ばれたメンバーは、、

　 何がそんなに恨めしいか、、、、







　 パン・イェダムだ。』



イェダミが前へ出てきて
安心したように顔に手を当てる。



社長『二番目のメンバーは




　 ハルトだ。』


社長『そして3番目のメンバーは、、


　 個人的にこの練習生が
　
　 どんどん成長してよかったと思う。




　 キム・ジュンギュだ』



ジュンギュ君が一瞬はにかむようにして前へ出てくる。





社長『5人中4番目のメンバーは、、、


　 今から呼ぶ2人はみんな意外だ。

　 長く練習してきたメンバーではないから。



　 ハ・ユンビンだ。』











残るメンバーはあとひとり。















社長『もう最後のメンバーだね。




　 最後に呼ばれる人は、











　 ソ・ジョンファンだ。おめでとう。」

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