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| CSS ”泣きたいのなら、泣けばいいでしょう”
”嬉しいのなら、喜べばいいでしょう”
”笑いたいのなら、笑えばいいでしょう”

”好きになったのなら、想えばいいでしょう”


私のシンユウは、無機質な口から女の人の声を響かせる。
単純で簡単な思考の言葉に、浅い笑いが零れる。

”一人だと思うのなら、私を見てください”

『 えっ…? 』

”悲しいのなら、私に甘えてください”
”笑えなくなったのなら、私が笑わせてみせます”


『 …ありがとう 』

”いえいえ”

私のシンユウは、思ったより感情豊からしい。
笑ったり、泣いたりはしないけど。
それでも。

私が笑顔にすることは、出来るかもしれない。
私の笑顔を見て、シンユウの口角も上がった気がした。



こちらの詩は、茉都香様からです。

執筆状態:完結

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作者名:如月夢羽〈Ayano〉 | 作者ホームページ:nonoka  
作成日時:2018年10月23日 18時

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