【Dr.STONE】石の世界で愛されてみませんか。3:200万年の在処

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コ｢雌ライオンじゃない！そもそも私じゃなく姉者だ！！｣
『…お姉さん？』
コ｢全く。実に迷惑千万の足手まといな姉者だ。
…最近はとくに具合が優れない。私のこのありあまる健康体と代わってあげられるものならな…｣
千｢……｣
『……』
千｢50ℓ弱ってとこかその水がめ。風呂にはちーっと足んなそうだが。
クッソ重いそれ持って何往復してんだテメー。毎日、毎日…｣

コ｢ハ！単なる私の日々のトレーニングだ。お湯がちょうどいい重しでな。
おかけで私も鍛えられた。迷惑な姉者にも少しは感謝しなくてはな｣

ｸﾞﾗｧ
コ｢！｣
『危ない！』

ｶﾞｯ

千｢ダメージ治りきってねえだろがテメーはよ。無茶やってくたばられたらこっちが迷惑だ。貸しやがれ｣
コ｢千空__



君こそ無茶するな｣


千｢この石の世界(ストーンワールド)は俺以外全員ゴリラかよ…コハクに司に大樹によ｣
コ｢ゴリラ！？雌ライオンに戻せ、まだマシだ！｣
千｢そこ論点じゃねえ｣



『…ほいっ』

千.コ｢｢！？｣｣

私は水がめを持ち上げた。

『ああ、これぐらいなのね、少し重いかなぁ…』
千｢なんで…そんな軽々…と｣
『私、運動してたからね。長くは持てないと思うけど、さあ行こう。』
コ｢…千空。君よりも夢女の方がイケメンだな。｣
千｢……それは思った。…まあまて夢女。作るから。｣
『…？なにを』




ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ


コ｢よくぞこんな便利なものを即座に…！｣
千｢即座じゃねえよ。完っ璧に素材揃ってたじゃねえか、昨日の滑車で。｣

私達は今、千空くんが作った簡単な作りであるが竹の代車…人も乗れるものを作りそれに乗りながら山を下っている。

千｢文明が文明を産む。発展活用は科学の基本だ！｣



コ｢__着いたぞ千空！夢女！！｣


コ｢ようこそ私の村へ__｣



私達の目の前には人が住んでるであろう家が沢山あった。

千｢何人いんだここに…｣
コ｢隠居と子供の数は忘れたがそれ以外だと40(フォーティー)！！｣


千｢(コハクもこいつらもおそらく近代文明を知らねえ)｣
コ｢？｣

千｢(つまりここは復活者の子孫たちの集落だ……！！

集落には"初代"がいたはずだ。
例えば今からウン百年前、男女数人がいっせいに石化を解いた。

どうやって__？


俺みてえな科学マンが初代にいて復活液を作った？
にしちゃあ、子孫のこいつらに復活液も科学のカの字も伝わっちゃいねえ。
どっから湧いて出たんだ。この連中…？？)｣

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