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"〔お前の探してた『H.H』見つけたかもしんねぇぞ！
ま、知人だから適当だけどな！！
来てみたらどうだ？〕"
『本当に雑。
本当に私と同じ記者かよ……？』
あれ？まだ続いてる。
"〔名前と顔写真も渡しとくからよ、待ってるぜ！
日本に来たらいっぱい観光……いや心霊スポット回ろうぜ！〕"
『はは、相変わらず。』
顔写真……
顔写真に写っていたのは、男性で銀髪だった。
真面目そうな顔をしてる。
警察とかの職持ってそう……
えーと、名前は……
『氷室…等……？』
こんな真面目そうな友達いるのかよ、本当か？
ずっと怪異ばっかり追いかけてるから頭おかしくなったんじゃないの、加賀……
____ﾄﾞﾝｯ
『痛！！』
｢きゃぁっ！！｣
後ろから体当たりされて、携帯が飛んで行った。
『ご、ごめん……』
｢い、いえ……わたくしのほうがごめんなさいですわ。｣
『……君は…確か
ノエル・チェルクェッティ？』
ﾉｴﾙ｢！｣
『確か名門のピアニストだったよね？
一回取材、を……』
可愛らしい顔、声も可愛くて、
細い指から綺麗な音が出るピアノ。
その、手は…指は……なかった。
『その、手……』
ﾉｴﾙ｢！
黙っててくださいまし！｣
ﾉｴﾙ｢わたくしがここにいたことは誰にも話さないで……！｣
『港の廃ビルの屋上で、
悪魔のとの召喚痕跡があった。
それは君のなの？』
ﾉｴﾙ｢……ええ。
でも、わたくしはやることがある。｣
『やりたいこと……？』
衝撃的だった。
取材を受けて、こんなにも胸が高まった音楽は初めてだった。
優勝を取ったときの顔は華のある可愛い少女の笑顔だった。
.
ﾉｴﾙ｢……ラプラス市長のラッセル・バロウズに復讐すること、ですわ！｣
もうあの凛とした華のある笑顔はなく、暗い暗い目をしていた。
『……ノエル・チェルクェッティさん。』
ﾉｴﾙ｢……なんですの…？
今のわたくしには、お金も地位もなにもありませんわ。
だからなにかを交換条件に差し上げるものなど…｣
『…君は悪魔を召喚し、契約したと言ったね。』
記者は自分が気になったものは調べないと、この手で掴みとらないと気が済まないと加賀は言った。
あいつと同意見なんて嫌だと思ってるさ。
でも、止まらない。
『…その復讐劇……詳しく聞かせてもらえる？』
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ある - うぃぁぁぁぁ？！？！！殺天の時点で神だったのに…。？！？！？！？！被虐のノエル出しちゃいます？！？！あなたもしや神ですね？！？！？！神様ぁぁぁぁぁぁ！！！！！！ (2022年9月19日 14時) (
レス) @page24 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - こうさん» こうさん、コメントありがとうございます！わーー、面白くかけてて嬉しいです！読んでいただきありがとうございます！ (2021年8月9日 13時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
こう - 最高すぎますー！！読んでてめちゃくちゃ面白かったです！ありがとうございました！ (2021年8月9日 13時) (レス) id: 1c75e9ff96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2021年1月9日 23時
