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レイ「……違う。」
レイ「この子は"私のもの"になっただけ。」
噛んだり吠えたりなんてしない。
理想の、私の子犬。
理想の
ー
レイ「ほら、お家に帰ろうね。」
「ワンッ!」
犬は嬉しそうに尻尾をふって、返事をして。
抱っこをして、家に一緒に帰って。
レイ「…た、ただいま。」
___パンッ
レイ「!」
父「おめでとう!」
母「レイ、お誕生日おめでとう…!」
レイ「…え?」
母「うふふ、びっくりした?」
父「ほら、欲しがってただろ?
このクマのぬいぐるみ。」
母「生まれてきてくれてありがと!」ギュッ
レイ「わ、苦しいよ!」
レイ「……ありがとう!」
いつも以上に笑って、楽しくて。
こんなにも幸せなことに今までになかった。
ー
レイ「_____ねぇ、お父さん。
.
私の家族になって 」
.
____パァンッッ
.
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作者名:春猫 | 作成日時:2020年12月11日 19時