.(後編) ページ14
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ｸﾞﾚｲ｢神は清らかな者を好む。
そして今、君は___…我が天使たちをたぶらかす魔女の疑いがかかっている。
どちらにせよ、君は一度浄化されないといけない。｣
ﾚｲ｢私は魔女じゃない。｣
ｸﾞﾚｲ｢…いいや、君はアイザックと契約した魔女ではないのかね。｣
ﾚｲ｢ザックとの約束は……神様に誓ったことよ。｣
ｸﾞﾚｲ｢神ですらお前は盾に使うのか。
ならばなおのこと忘れてはならぬ。
決めるのはお前ではなく神なのだということを！｣
ﾚｲ｢違う。｣
ｸﾞﾚｲ｢ほう……では試そうではないか。
さぁ、裁判を始めよう！！！｣
ｸﾞﾚｲ｢さぁ、この者について、証言を述べるものはいるか？｣
？｢はぁーい、ここにいますわぁ！｣
___ｺﾂ、ｺﾂ…ｶｯ！
ｷｬｼｰ｢はぁ〜い、私が証人ですわぁ。
この立派な罪人がどれだけ酷い女かを証言いたしまーす！｣
ﾚｲ｢……。｣
？｢待ってよ！
じゃあボクだって！｣
ｴﾃﾞｨ｢レイチェルのステキなところ、たくさん証言できるよ！
でも彼女は頑固だからちょっと意地悪もしたい気分。｣
ﾚｲ｢……。｣
？｢本当の彼女を証言できるのは僕しかいないんだ。｣
ﾚｲ｢ｰｰｰｰｰｰ｣
？｢ｰｰああ、レイチェル！
もう安心して！僕が来たんだから！｣
ﾀﾞﾆｰ｢君を弁護する証言は僕に任せて。
僕は君の味方だよ？｣
ｸﾞﾚｲ｢ふむ……3人も……｣
どうしてこの3人が一緒にここへ……
何かがおかしい……！
ｸﾞﾚｲ｢よかろう。
では一人ずつ証言していきなさい。
最初は誰かね。｣
ｷｬｼｰ｢はい！はい！神父様！
ぜひ私から！｣
ｴﾃﾞｨ｢えー！
キャシーずるいよ！ボクを先にしてよ！｣
ｷｬｼｰ｢ごめんなさい、エディ。
それはできないわ、私が1番最初なのよ！｣
ｴﾃﾞｨ｢どうして？どうして？
理由がないじゃない！｣
ｷｬｼｰ｢だってこの女の悪事の一番の被害者は私なの！！
この女に最初からうつつを抜かしたあんたたちとは違うんだから！｣
ﾀﾞﾆｰ｢ひどい言い草だね、キャシー。
君の証言が楽しみだよ。｣
ｸﾞﾚｲ｢オホン。
早くしなさい、証言するものは決まったかね？｣
ｷｬｼｰ｢ええ、神父様！
私が一番最初ですわ！｣
ｴﾃﾞｨ｢もー！
ワガママなんだから！｣
ﾀﾞﾆｰ｢じゃあエディ。
僕達はしばし退場しようか。｣
ｸﾞﾚｲ｢では、キャサリン・ワード。
証言を始めなさい。｣
ｷｬｼｰ｢ええ、任せてくださいませ。｣
〈証言��
キャサリン・ワード〉
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年11月27日 7時
