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_____ドドドドドッ
『……。』
レイ「……!
銃弾が…」
ザック「蜂の巣にする気かよ…」
『なに、これ…
怖っっっっ!!!
ありがとう、ザック…』
ザック「おー。」
完全に私が今までいたところは銃弾で蜂の巣になっていた。
ザックが私を引っ張ってくれなかったら…
……やめよう、こんなこと考えるの。
?〔あーっははははは!!!
___お迎えが遅くなってごめんなさいね!
あなたたちがあんまりにもノロマなものだから寝てしまっていたの。
でもよくも今死ななかったわね!
___とくに、ザック!
実は私、前からあなたは素晴らしい罪人になると思っていたの!
寝ぼけていた目が期待感ですっかり覚めちゃったわ!〕
ザック「テメェの寝起き事情なんて心底知らねぇよ!
それよりさっさと通せ!」
?〔___えぇ、いいわ!
だって貴方にはその資格があるもの!
……そう!合格よ!〕
___パッ、ワァアアァアア!
私たちがいるところだけライトが当てられ、歓声を浴びさせられた。
…一体、何なんだ。
?〔__私は断罪人。
___あぁ、罪深き罪人共。
許されるまで痛めつけてあげる。
私はそれが許された人間なのだから!
あーっははははは!!!〕
レイ「……罪人…」
ザック「チッ、カンにさわる声で好き勝手言いやがって。
つーか、なんで俺が罰を下されなきゃなんねえーんだ。寝言は寝て言えよ。」
『人を殺してる時点で罪なのでは?』
ザック「あぁ?
……で、なんでお前は隅の方にいんだよ。」
『銃。怖い。行きたくない。』
ザック「うるせぇ、さっさと行くぞ!」
___ガバッ
急に高くなる視界。
そしてザックの背中。
……俵担ぎをされているのか。
『嫌だー!降ろしてー!!』
ザック「おい、暴れんな!
おいレイ、扉は開いたんだ。行くぞ。」
レイ「うん……」
……
『私は絶対に蜂の巣になんかされたくないよ。』
ザック「それは俺もだ。
____って、開いてねぇのかよ!
通すんじゃなかったのか!?」
『また次の扉?』
___ザザッ
?〔あら?
ノロマかと思えばせっかちなのね?
私まだお化粧が終わってないの。
それに罪人は罪を受ける前にちゃんと順序を踏むべきよね。〕
ザック「ああ?」
?〔___罪人って言えばボーダー背景のマグショットで決まりよね?〕
ザック「マグショット?」
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夜ト(プロフ) - 返信ありがとうございます!楽しみにしてます!! (2020年11月6日 13時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 夜トさん» 夜トさん、コメントありがとうございます!全員ですね!ちょっと変になる可能性もあるかもしれないですが頑張ります! (2020年11月6日 13時) (レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - オチなんですけど大変だと思うんですが全員書いてもらえるととても嬉しいです!! (2020年11月6日 9時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - 待ってました! (2020年11月6日 9時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2020年11月6日 7時