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二話◆ ページ3

ソウが扉を開けて夢の世界に入った途端、今までの風景とは打って変わって蔦が這っていて冷たい風が吹く度割れた窓ガラスが不気味な音を鳴らす学校の様な建物...所謂廃校の前に俺らは立っていた。

「うわ、夢にまで学校でてくるとか軽く拷問じゃね?」

開口一番重い声を出したソウに

「この中のどっかにアイツいるの?うっわ帰りてぇ...吐きそう...」

「だ、大丈夫ですか翡翠さん...」

嫌がるスイを心配するレン。

「うわ何ここ汚い...入りたくない...」

最もな発言をするアオ。

「まぁ俺は隠れて遠くからぶっぱなすだけだから3人ともがんばって☆」

『皆、そろそろ中入って〜 敵が気づいたよ』

「わかりました」

「わかりやした」

「了解致しました先生っっ!!!」

「わかりました」

「はい」

先生にそれぞれの返事をし、中に入った。

そして先に進もうとした刹那、スイの頬を何かが掠めた。

「チッ...夢でも私か...」

「......カッター...」

スイが憎しみを込めた舌打ちをして、アオが呟いた。

ソウとレンと俺がカッターを投げてきた方向を見ると、あの忌々しい標的がいた。

「フン」

精一杯の悪意を注ぎ込んで鼻で笑ってきたアイツを見て、憤りを感じた。

ソウが仕留めようとしたが、逃げられた。

スイは今回そそらない様なので今回は俺が殺したいな。

後でソウに頼んでおこう。

『標的は東棟の奥から4番目にいるから、皆頑張れ〜』

「原型無くしてきます」

「はい!!俺が殺します!!」

「はいっ!死ぬ気で頑張ります先生っっ!オラ皆行くぞぉおぅ!!!」

そう言い、スイは鎌を振り回しながら走っていった。

「物騒だなー...頑張ります!」

「はい!」

「さてと、じゃあとりあえず翡翠探しに行こうか。」

「うっしゃ行くぜ!」

「二人とも敵の事忘れてない...?」

「だね...」

レンとアオが何か言っているが構わず走る。

すぐに殺したら面白くないしな!

★三話:殺すのは、誰だ その1→←一話*



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鮭植物 - 色々あって、15話加筆しました。 (2018年2月5日 19時) (レス) id: c73bb7fdfd (このIDを非表示/違反報告)
涙戯@そこひれ(プロフ) - あけましておめでとうございます、日に日に増えていき楽しくなってきました、今年の黒獏もよろしくお願いいたします (2018年1月1日 18時) (レス) id: 4411fb7380 (このIDを非表示/違反報告)
鮭植物 - 皆様、明けましておめでとうございます。作者陣の都合もあり、更新は昨年に引き続き亀のようにゆっくりになるとは思いますが、今年も黒獏を宜しくお願い致します。 (2018年1月1日 14時) (レス) id: 069861b6b5 (このIDを非表示/違反報告)
沫斗@noir(プロフ) - コメント欄かなしい、、、、 (2017年10月26日 20時) (レス) id: 4411fb7380 (このIDを非表示/違反報告)
Alyssum - MFさん» ドンマイ (2017年8月7日 15時) (レス) id: bc44d2c5f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そこひれ@そこの引き出しレタス x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2017年5月28日 18時

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