34 ページ38
〜夢主視点〜
芥〔解除など不要。乗客を道連れに、
ポートマフィアへの畏怖を俗衆に示せ＿〕
貴『ｸｯ……!!!』
敦「爆弾を外すんだ!!!」
敦(時間は?!…後どのぐらいある?!)
鏡「間に合わない!!!」
敦「え…?!」
鏡花は敦君を思いっきり突き飛ばす＿。
貴『!?』
敦 (矢張り、僕は馬鹿だ。
その細い腕に押された時、
僕はようやく気づいた……)
敦 (彼女の異能力は
”いつも携帯からの声で動いていた…”
彼女は自分の異能力を操れないんだ…。)
鏡「私は鏡花、35人殺した＿。」
鏡「＿もうこれ以上、
1人だって殺したくない＿。」
粉砕されている列車のドアから、
外へ身を投げる鏡花。
おりしも列車は鉄橋の上を走っていて
身を投げた鏡花は、爆弾を装置したまま
海へと落ちていく＿。
敦「…!!」
敦もまた、その開いたドアから、
走る列車の外へと飛び出す。
その足も獣化していた＿。
貴『敦君!!!』
海面に落ちていく鏡花の体を空中で獲らえ
その胸から爆弾をむしり取ると
獣化した腕で放り投げる。
その直後、爆弾が爆発する＿。
海に落ちる、敦君と鏡花＿。
走る列車から身を乗り出して、
その一幕を見ている与謝野＿。
敦達と同じ場所にいたA＿。
貴／与「『!!!…敦／敦君!!!』」
＿＿＿＿＿＿
鏡花の体を抱えて、
なんとか海から岸にあがる敦。
鏡花が無事だと分かり、
敦の顔には安堵の色が浮かぶ。
鏡「…あの…」
しかし敦は力尽きて倒れる。
気を失った敦の横顔を見つめる鏡花。
鏡「………」
鏡花の手にした携帯の通話は切れ、
話中音だけが鳴り響いていた＿。
＿＿＿＿＿
芥「…いくら強くても、駒は駒か……」
芥「あなたはどうだ…?…駒か?…指し手か?
あるいは……砕かれるのを待つ駒か…？」
太「…………」
傍らの壁には、鎖で繋がれた太宰がいた＿。
＿＿＿
〜作者から〜
すみません、
Twitterの方のイラスト企画の締切がありまして
なので、
明日の投稿はお休みさせてください:( ;´꒳`;)
本当に申し訳ございません＜(_ _)＞汗!!!
あっ！
Twitterの方でイラストを載っけておりますので良ければ…!!!(ﾎﾞｿｯ…)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛(プロフ) - 私的にも入れて欲しいです… (2019年11月14日 20時) (
レス) id: ea32224a8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁月 いつき | 作成日時：2019年10月25日 22時
