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「どっか行きたい場所ある?」
私の知らない歩道を歩いていると、明光君の声が頭上から降ってきた。
突然な質問にも関わらず“明光君と行きたい場所”は山ほど浮かんだ
でも「学生が何でこんな時間に」と思われそうな場所しか浮かばなくて。
「特にないよ」
そう答えた。
ほんとは遊園地に一番行きたかった。
小さい頃に蛍と2人でなら行ったことがあったから、次は明光君と、って決めていたんだ
出来ることなら、その次は3人で行きたい。
そんな事を考えながら私は俯いて歩いていた
「じゃあ…」
うーん、と唸っていた明光君が、私の手を握って呟いた。
「ここまで来ちゃったし、遊園地でも行く?」
顔を上げると、目の前には懐かしい光景が広がっていた。
身長が伸びたからか、観覧車もジェットコースターもお化け屋敷もコーヒーカップも小さく見えるけど
何ひとつ変わっていない。
唯一あの日と違うのは、隣にいるのが明光君だということ。
「………もしかして私が来たいって思ってたこと、知ってたの?」
嬉しさと、驚き
声がかすかに震えていた。
「ん?
Aが好きそうだなって思って選んだんだよ」
そう言って笑う明光君が、あの頃の無邪気な蛍と重なった
続く (更新停止中)
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アイミン - でも、オチは作者さんに任せます！いきなり、すみません！ (2016年6月4日 16時) (
レス) id: 9ee16734b1 (このIDを非表示/違反報告)
アイミン - コメント失礼します。私は明光君オチがいいです (2016年5月25日 20時) (レス) id: 9ee16734b1 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - 伊東 灯さん» かしこまりました(´ｰ｀) ｺﾒありがとうございます!! 更新頑張ります!! (2016年3月21日 0時) (レス) id: 4f49aee0e2 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ななはっちさん» 読んで下さりありがとうございます!!! ほんと更新遅くって申し訳ございません(汗) もう少しお待ち下さいませ(>_< ) (2016年3月21日 0時) (レス) id: 4f49aee0e2 (このIDを非表示/違反報告)
伊東 灯 - ツッキー…あ、蛍オチがいいです！更新頑張ってくださいね！ (2016年2月11日 21時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いっちゃん | 作成日時：2014年12月16日 17時
