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「おはよーーー！」
自分の家を出て、歩いて3分の所に、彼の家はある。
インターホンを無視して、大声で叫ぶ。
ガチャ
ドアが開けられて出てきたのは
私の大好きな人、月島明光君。
「おはよう Aちゃん」
ニコッと笑って、元気だね〜、って頭を撫でる明光君。
みるみるうちに自分の顔が赤くなっていくのがわかった。
「蛍の奴、さっきまで寝てたんだよ」
「マジかっ！ 私なんてお父さんとお母さんのお弁当も作らなきゃならないから早起きだったのに！」
…え?意外と普通に接してるって?
頑張って普通にしてるんです、っ//
「そっかぁ、それは大変だったね
その上に蛍のお世話とか………ごめんね!?」
「大丈夫大丈夫！私が好きでやってるから！」
「嘘つくなっ！」
「嘘なんt…」
あ、じゃあちょこっと訂正。
『明光君に会えるから、私は好きでやってるから！』
なんて、本人には言えないケド。
「ん?どした?」
途中で止まって、俯いた私の顔を
明光君が覗き込んだ。
ち、ちかっ！//
「なんでもない！//」
「そう?なら良いけど！(ﾆｯ」
その笑顔、反則だよ…〜〜〜っ//
なんて私重症。変態か、←
「朝からうるさいんだけど?近所メーワク」
「蛍っ！」
コイツは明光君の弟の、月島蛍。
顔はカッコいい(明光君には及ばないケド)のに
性格がまぁ、ドが付くほどのＳで。
「コラ蛍！Aちゃんに失礼だろ！」
「いや、兄ちゃんも入ってるし」
「反抗期か?! おっ、やるか??」
「なんでちょっと楽しそうなの…」
ハァ、っと溜め息をついた蛍は
行ってきます、と私を置いて行ってしまった。
「ちょ、蛍!?」
「あーっ、Aちゃん待って!!」
蛍の後を追おうとした私を呼び止めた明光君の顔を見る。
「制服、似合ってるね！かわい」
「えっ」
「じゃあ気をつけてな！」
「えっあっ、行ってきます！」
明光君の顔が少し赤い気がした。
高校1年生の春。
少しだけ希望の光が見えた気がした。
ねぇ、私、期待してもいいですか…?
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アイミン - でも、オチは作者さんに任せます！いきなり、すみません！ (2016年6月4日 16時) (
レス) id: 9ee16734b1 (このIDを非表示/違反報告)
アイミン - コメント失礼します。私は明光君オチがいいです (2016年5月25日 20時) (レス) id: 9ee16734b1 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - 伊東 灯さん» かしこまりました(´ｰ｀) ｺﾒありがとうございます!! 更新頑張ります!! (2016年3月21日 0時) (レス) id: 4f49aee0e2 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ななはっちさん» 読んで下さりありがとうございます!!! ほんと更新遅くって申し訳ございません(汗) もう少しお待ち下さいませ(>_< ) (2016年3月21日 0時) (レス) id: 4f49aee0e2 (このIDを非表示/違反報告)
伊東 灯 - ツッキー…あ、蛍オチがいいです！更新頑張ってくださいね！ (2016年2月11日 21時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いっちゃん | 作成日時：2014年12月16日 17時
