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サボには好かれてた記憶がある。
エースには嫌われてたわけじゃないと思うけど素直じゃないだけなのか、ほんとに嫌がってるのかわかんない事もあった。
でもサボは純粋に素直に好意を伝えてくるので可愛げがあって私もよく可愛がっていた。
「俺アイリン好きだ！」
「お、おれもすきだぞ！アイリン！！」
『サボ、ルフィ、ありがとう！私も好きだよー！』
自分より小さいふたりをギューッと抱きしめると嬉しそうにする彼らの顔を見るのが大好きだった。
「エース！お前はアイリンにぎゅってしてもらわなくていいのかよ？」
「あぁ！？いらねぇよ！そんな暴力女のどこがいいんだッ！」
『だぁれが暴力女よ！あんたが勝手に勝負しかけてきて勝手に負けてるだけじゃない！エース！！』
「いだっ！！ほらすぐ殴る！やっぱり暴力女だ！」
『あんたねェ！！』
「エースやめろよ、いつも世話になってんのにいつまでそんな態度とってんだよお前」
『さぁぼぉ！！あんたホントにしっかりしてんねぇ！
エースもちょっとは見習って欲しいんだけどね！将来はいい旦那さんになるよサボは』
「へへっそうかな？」
『イケメンだもんねぇサボ、10年もたったらモテモテになりそう。
…けどね！いくら女の子にモテても、女にだらしなくなったら終わりだからね！好きな子1人に真っ直ぐ愛をつらぬける人になりなさい』
「分かった！そしたらアイリンは俺と結婚してくれる？」
「えー！サボずるい！おれとも結婚してくれよおアイリン！」
「ルフィお前結婚の意味わかってんのか！？」
「分かんねェけどサボだけずりィからおれもする！」
「分かってねェやつに結婚は早ェよ！！」
『あんたも十分早いわ！そんで私もね。
じゃあ10年後、私のタイプのイケメンに育って告白してきたら考えてあげる』
「えっアイリンのタイプってどんな人！？」
『それは10年後の私に聞いて？』
「えぇぇぇえ」
今のタイプでもいいから教えろよーと小さな手でポカポカ殴ってきたのはとても懐かしい小さな思い出だ。
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葵(プロフ) - なこさん» なこ様コメントありがとうございます！キュンしていただけて何よりです！エースとのお話、まだまだお届け出来ればなと思ってますのでこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2022年12月26日 8時) (
レス) id: c7e0276671 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - いつも楽しませていただいております！！ついにヒロインがエースに想いを伝えて♡キュンさせて頂きました♡♡♡これからも応援しています！！ (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d7515ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2022年12月4日 17時
