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いつもと変わった日 ページ6

「……うわっ」

バサバサッ

そんな音と共に、ノートが頭に落ちてきた。

見事に、私の顔に勢いよく当たる。

「っ……たぁ、……なんで落ち……?」

ベットから起き上がり、ノート片手に時計を見る。アナログ時計は六時半を映し出していた。

「いつもより早く起きちゃった……」

もっと寝れたのに、と悪態を付きながら、ノートを机の上に置こうとした。

「ん……え、なにこれ」

半開きになったノートに、何かが書かれている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いつも通りの日々が続くと信じていた、冬の日の事だ。

ベットに寝転がり、規則正しい寝息をたてて寝ていた(自分)は、頭上から突然落ちてきたノートによって目を覚ました。

悪態を付きながら、そのノートを机の上に戻そうとした(自分)は、ノートを開いてしまう。

そこで、ある異変に気づくのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それは、先程までの自分の行動だった。

昨日までは確かに白紙のノートだった筈だ。

私は今起きたばかりだし、部屋には誰も居ない。

ずっと私の様子を見続けて居ないと書けない文章に、私は言葉を失った。



これが、私が白紙のノートを手に、必死で生きた、非日常の始まりだ。

大学生の行方→←あの日からの口癖で



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設定タグ:抹茶カフェ , 青春 , 白紙の本   
作品ジャンル:得する話, オリジナル作品
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結鈴(プロフ) - 抹茶カフェさん» まっちゃん、okです!!なるべく早めに仕上げます! (2015年11月30日 16時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶カフェ - 結鈴さん» セーラー服です!私の中では、背が高く、紙の短い爽やか女子のイメージが強いです。でも、結鈴さんなりの主人公ちゃんで大丈夫です!また質問あればよろしくお願いします。楽しみにしてます! (2015年11月30日 8時) (レス) id: 1754942112 (このIDを非表示/違反報告)
結鈴(プロフ) - 主人公ちゃんって、セーラー服ですか? (2015年11月30日 1時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
結鈴(プロフ) - 抹茶珈琲さん» 良かったです!!では、有難く描かせていただきます! (2015年11月16日 19時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶珈琲 - 鮭猫@左腕の北斗七星さん» ありがとうございます!応援に応えられるよう、更新頑張ります! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 1754942112 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶カフェ | 作成日時:2015年11月15日 0時

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