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パーティー 忍足謙也 ページ8

跡「今夜は立食パーティーだからな。」


 って言われた。

 立食パーティーというものが僕にはよくわからなかったけど、勝手に参加することになっているらしかった。

 とりあえず、パーティー会場にふさわしい格好に着替えて、景吾とともに会場に向かった。




 …彼が、何で僕と一緒にパーティーに参加するのか、わかった気がした。

 本来これは、景吾が参加するパーティーじゃないらしい。

元々は医者の集まるパーティーらしいけど・・・なんで招待されたんだろうか。

 僕らの父親か、それ以上の歳の人たちばかりが集まっている。ギラギラに着飾ったおばさま方にはちょっとひく。

 どうやら、彼の父親の代理で景吾が参加することになったらしいけど…


 こんな、おじ様、おば様世代のパーティーで、僕らの姿は異様に目立つ。人目を惹く。

 こんな中に一人で乗り組んでいったら気疲れするのは目に見えている。

 ……つまりは、僕をはけ口にしたわけだ。

 僕と一緒に参加することで、景吾のストレスは少し解消することになる。


 …パーティー…と聞いて、舞踏会かそれとも祝賀パーティーか…と、軽く考えていた自分が馬鹿だったと…改めて実感した。



跡「まだ、ふくれっつらなのかよ。」


貴「そりゃ…だって、僕らにはなんら関係のないパーティーでしょう?どこぞの医者の引退パーティーなんて。」


跡「まあな。もう国を動かす力を持っているわけじゃないしな。集まっているのだってそんなに力のあるやつらでもない。」


 日本では20歳になるまでお酒が飲めない。

 僕たちはソフトドリンクを片手に、優雅に話しかけてくるおじ様、おば様を相手に話をするわけだ。


 相手は僕たちのことを子ども扱いする。

 かといって余計に反抗すると立場が悪くなる。

 だから、聞き流さなくてはならない。……辛いところだ。



 パーティーだったら祖国のパーティーが懐かしいな……





貴「テラスに出て風に当たってきますね。」


跡「誘拐されんなよ?」


貴「…大丈夫ですよ。」



 景吾はまだあの事件のことを気にしていた。

 僕だって、今この場で誘拐されちゃかなわないけれど、どうしたってここは暑い。

 風に当たらないと、体がめいりそうだった。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:テニプリ大好き女子 | 作成日時:2019年7月26日 16時

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