・ ページ9
千影side
私がイレイザーヘッドに除籍をされなかったのにはちょっとしたんだわけがあった。
私にはいわゆる観察眼というものがものすごく優れているらしい。それに加え、着眼点も通常の人とは違い「発想が不思議な子」とよく言われていた。
勿論、観察眼とはヒーローにとって重要なものでありその個性を活用してプロヒーローをやっているものもいる。
相澤「＿＿＿＿＿と言うことだ。」
イレイザーはそれを1年生たちに話した。
生徒達のほとんどは目を見開き興味ありげにこちらを見始めた。
あ…穴が開く……！
芦戸「すごーい！！…あれ？…ってことはもしかして敵と戦う時も直ぐに個性が分かって有利ってことですか！？」
千影「…まあ…多少の誤差はあるけど…」
常闇「闇さえも見抜く監視の眼…」
緑谷「そうか…着眼点もそうだけどそんな観察眼があったからこそ僕達のクセをすぐ見抜き後手に回って僕達を拘束できたんだ…！天喰先輩の個性とも相性がいいわけだし今後そういう敵が出てきてもおかしくはない……それよりそもそもの天喰先輩の個性のタコがどのくらいまで伸びるのか…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
千影「えっと……あの……？」
段々と収束がつかなくなってきたクラス一同の中、私は困惑していた。
けれど皆、性格の個性が豊かで楽しそうで筋も見込みも沢山あった。見込みは集中しても避けられなかった攻撃も少なからずあったから。
これならイレイザーも除籍することは無かったんだな……
そう染み染み思っていると頭に物凄い衝撃が走った。
千影「い"っ………！？」
頭を殴られた？音は体育館に響き生徒達は一斉に静まり返った。
頭の痛みで悶絶していたが衝撃が走った所に目を向けるとそこにはイライラしていたイレイザーがストップウォッチを私の頭にぶつけた姿勢をしていた。
…何故ストップウォッチを持っているのだろう…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鬼蕗(プロフ) - せつさん» ありがとう御座います(*^^*) 一度ノートやメモに思いついた事をパッと書いてから話を決めると綺麗な文章が書けると教わりました。良かったら試してみて下さい (2020年9月6日 8時) (
レス) id: 05a5475e3b (このIDを非表示/違反報告)
せつ - いいなあ〜！あたしもこんなふうに上手に小説書きたい！ 面白いです！楽しかったです！更新頑張ってください♪ (2020年9月1日 20時) (レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗(プロフ) - マカロンさん» ありがとう御座います(*_ _)名前は固定となっています初めに書くのを忘れていました。申し訳ございません… (2019年9月1日 8時) (レス) id: ca90d34da2 (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗(プロフ) - シロさん» ありがとう御座います。最近色々と忙しくなってきて続きが書き途中になっていますがなるべく早めに更新したいと思っています (2019年9月1日 7時) (レス) id: ca90d34da2 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 更新頑張ってください!!あと、名前は固定ですか？ (2019年8月7日 15時) (レス) id: 0dcad5eff6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鬼蕗 | 作成日時：2019年7月23日 20時
