個性当てゲーム ページ4
千影side
相澤「質問終わったか？んじゃあ、コスチューム着て体育館来い」
千影「……ぁ……」
A組「「「？」」」
イレイザーがこう言ったということは遂に訓練をやる事になるという事だ。
拒否権がないとはいえ自己紹介でも苦労するというのに訓練するなんて心臓が持つか分からない。しかし、拒否が出来ないしもうイレイザーが言ってしまったから仕方ない……
1年生の女の子達と着替え&質問攻めの後、体育館についた。質問に答えたくなくて急いで着替えたせいでついたときにはイレイザーしかいなかった。
相澤「…毎回思うがお前のコスチューム、白いな」
千影「……イレイザーは、黒い…でよすね………」
相澤「これは目立たないためだ」
目立っているような気がするが…まあそこをなにかいうとまた話が長くなりそうなので何も言わないようにした。
ちなみに私のコスチュームは背中がぱっくり空いた黒い防弾チョッキに少し短めの白いフード付きマント、下は白のハーフ丈のワイドパンツ。口実だと少しゴツめだが、実は結構露出度が高い。しかし、好きでこんな格好をしているのではなく、無理に着重ねると個性の邪魔になってしまう。だから仕方なくこんな格好なのだ。
暫くすると1年生は全員集まってきた。こう見るとよくここまで一人も除籍されずに来たんだな…と思う。私のクラスではもう5分の4くらいが減っていた時期だ。
そんな事を考えているうちにイレイザーが説明を始める。
相澤「今回お前らには先輩の個性を実戦形式で当ててもらう」
飯田「3年の先輩方と同じようなものですか！」
相澤「大体はな。だが今回は
そう言って取り出したのはヒーロー基礎学の時に使っていた捕獲用テープ。ああ…あの時は私一人だけ余ってイレイザーとやったっけ……ああ…胃が痛くなってきた…………
その後のイレイザーの説明によると1年の全員のどこかにそのテープを巻き付けられれば私の勝ち。その前に1年が私を拘束、または個性を当てれば1年側が勝ち、らしい。
相澤「このグラウンド内なら何をやってもいいが、命に関わることがあるなら即刻中止にする。なるべく相手に危害を加えないようにしろ。」
A組「「「はーい」」」
相澤「それと天喰、」
千影「ひっ、あ、はい…」
相澤「手は抜かなくて良い。」
そう言ったイレイザーは体育館の端の方へ寄る。
いつ、始まるのかわからずキョロキョロすると1年は皆、攻撃態勢に取っていた。
……仕方ない……ここで下がっては二年の恥だ。
相澤「んじゃあ、初めっ！」
今日の昼食は、海鮮丼。
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鬼蕗(プロフ) - せつさん» ありがとう御座います(*^^*) 一度ノートやメモに思いついた事をパッと書いてから話を決めると綺麗な文章が書けると教わりました。良かったら試してみて下さい (2020年9月6日 8時) (
レス) id: 05a5475e3b (このIDを非表示/違反報告)
せつ - いいなあ〜！あたしもこんなふうに上手に小説書きたい！ 面白いです！楽しかったです！更新頑張ってください♪ (2020年9月1日 20時) (レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗(プロフ) - マカロンさん» ありがとう御座います(*_ _)名前は固定となっています初めに書くのを忘れていました。申し訳ございません… (2019年9月1日 8時) (レス) id: ca90d34da2 (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗(プロフ) - シロさん» ありがとう御座います。最近色々と忙しくなってきて続きが書き途中になっていますがなるべく早めに更新したいと思っています (2019年9月1日 7時) (レス) id: ca90d34da2 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 更新頑張ってください!!あと、名前は固定ですか？ (2019年8月7日 15時) (レス) id: 0dcad5eff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼蕗 | 作成日時：2019年7月23日 20時
