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31話(夢主side) ページ32

中也さんの車に乗って十数分...
この車は一体何処に向かっているんだ?



『あの、中也さん?』

中「中也でいいぜ
んで、どうした?」

『では中也様で
一体何処に向かって居るんですか?』

中「何処って...俺の職場だぜ?
いや待て、何故様を付けた」

『つい癖でw
中也様ってなんのお仕事を?』

中「あー...着いたら分かるさ」

『?』



それから数分後
車が止まり中也が助手席のドアを開けた



『さっきから思っていたんだけど
中也様って紳士的ですよね』

中「そうかァ?
女性に優しくするの当たり前だと思うけどな
───ほら、あれが俺の職場だ」

『───!?』



Aが目を向けた先にはポートマフィアにの本拠地が建っていた



『ま 真逆中也様のお仕事って...』

中「見ての通りポートマフィアだ」



Aは中也に警戒した



中「どうしたァ?
俺を警戒してんのかァ?」

『あ 当たり前です』

中「どうしてだ?
俺と手前は今日初めて会った
手前はポートマフィアに何もしてねェ
なら何もしない」

『理由は1つ───
私の職場の関係上、貴方達ポートマフィアには気をつけろと上司に云われていますので』

中「ほう 手前の仕事はなんだ?」



ニヤッとしながら聞いてくる中也
Aは息を飲んだ



『私は武装探偵社に務めています』

中「なんだと!?」



今度は中也が警戒した
いくら初対面とは云え敵組織同士では
対面も考えられる



『私は攻撃などしません
人を極力傷つけたくないので...
しかし貴方達が攻撃を仕掛けて来たら
此方も手を打ちます』

中「...その言葉そっくりそのままお返しするぜェ」



暫くの沈黙が流れた
その沈黙を破ったのは中也だった



中「それより、今は手前の手当だ
俺の性で手前に怪我を負わせてしまったからなァ」

『.......』

中「大丈夫だ
俺は攻撃しねェ」

『判りました...ありがとうございます』

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沙月(プロフ) - 眼帯無駄遣い装置さん» 本当ですか!?楽しみにしてます!w (2019年3月18日 21時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
眼帯無駄遣い装置 - カゲロウ(酸性)さん» ありがとうございますぅぅぅぅぅ(( これからも頑張ります! (2019年3月18日 10時) (レス) id: 34e63f959e (このIDを非表示/違反報告)
眼帯無駄遣い装置 - 沙月さん» あー確かに笑ってそうですねw そうしようかなw (2019年3月18日 10時) (レス) id: 34e63f959e (このIDを非表示/違反報告)
眼帯無駄遣い装置 - xxvl6w6lvxxさん» すみません!急いでいたので間違えてしまいました!報告ありがとうございます!! (2019年3月18日 10時) (レス) id: 34e63f959e (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ(酸性) - 面白かったです!更新頑張ってください! (2019年3月17日 10時) (レス) id: 26ee7c4c14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眼帯無駄遣い装置 | 作者ホームページ:http://gokutozihen  
作成日時:2018年8月10日 16時

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