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「お、折原さんっっ!!??」



私は猛スピードで駆け寄り、頭だけを起こした。



「大丈夫ですか、折原さんっ!!折原さん!!!!」



真っ青な顔をして目を瞑っている彼に必死に呼びかける。



(病気?貧血?なんでこんなことに。重い病気だったらどうしよう。怪我は?血とか出てない?あ、救急車呼んだ方が…)



ぐるぐると頭の中で考えが回る。どうしよう。どうしたらいい?
こんなことしている間にまた何かあったら…。



「っぐ…」



ハッと我に返る。少し声を出した折原さんに再び声をかけた。



「あ、あの、大丈夫ですか?Aです折原さん」


「え……あ…Aさん…?」



絞り出すような、苦しそうな声に心が痛む。



「起きれそうですか?どこか打っていませんか、痛くないですか」


「だ、大丈夫……です。ええと……俺なんでここに…?」


「多分駅に向かっていたのでは…?折原さん、歩いていたら急に倒れられて…。あの、とりあえず救急車呼びましょう」


「いや、大丈夫ですよ。ありがとう…ございます。

ほら、結構まともに…喋られるようには…なりましたから。
すみません、ご心配おかけして…。もう平気です。動けます…から」



救急車を呼ぼうと携帯を出した私の手を握りながらたどたどしく折原さんは言う。

が、こんな肩で呼吸してるようなあからさまに具合悪い人をほおっておけるわけがない。動けるとか言ってはいるけれどそんなレベルじゃないよこの人…。



「…わかりました。でもまだ帰れませんよね。とりあえずお店の中に入りましょう」



そう言って折原さんの肩を持って恐る恐る立ち上がる。



「ほんと、すみません…」




私より全然大きいのに私の方が重いのでは?

そう思わざるを得ないほどかなり軽い体を半分引きずるようにして自分のお店に入れると、奥のお座敷にゆっくりと寝かせた。

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ことみ(プロフ) - いちたにさん» もちろんっ! 素敵なお話、お待ちしております♪ (2019年7月29日 3時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
いちたに(プロフ) - ことみさん» お気遣いありがとうございます、ゆっくりではありますが書いておりますのでもう少し更新を待っていただけると幸いです (2019年7月29日 3時) (レス) id: 3105139abf (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - いちたにさん» あらまぁ。。。更新が止まっていて、それでいて本人がいるなら更新停止状態にしたほうがよいと思います。なんか上から目線ですみません(>_<) (2019年7月29日 1時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
いちたに(プロフ) - ことみさん» すみません!更新が止まっているだけで終わりではないです(汗) (2019年7月29日 1時) (レス) id: 3105139abf (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - なんで、終わりになってるんでしょう。。。? わざと、です?まぁなんにせよ、更新楽しみにしてますね♪ (2019年7月28日 3時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちたに | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月9日 20時

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